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旅の行程


H15/3/25~26 夜行日帰り


 23:16発  池袋      快速 ムーンライトえちご [5号車3C]


 04:56着
[      ] 新潟      白新線 普通列車 [4両]
 04:58発


 05:48着
[      ] 村上      羽越本線 普通列車 [4両]
 06:03発


 08:25着
[      ] 酒田      陸羽西線 快速 最上川2号 [2両]
 08:46発


 09:39着
[      ] 新庄      陸羽東線 快速 湯けむり号 [2両]
 10:42発


 12:28着
[      ] 小牛田     石巻線 普通列車 [2両]
 13:14発


 13:53着
[      ] 石巻       仙石線 快速 うみかぜ14号 [4両]
 14:01発


 14:59着
[      ] あおば通り   仙石線 普通列車 [4両]
 15:04発


 15:05着
[      ] 仙台       常磐線 普通列車 [4両]
 15:25発


 18:11着
[      ] いわき       スーパーひたち54号  [自由席]
 18:18発


 19:00着
[      ] 日立       常磐線 普通列車 [10両]
 19:04発


 19:54着
[      ] 友部        フレッシュひたち56号  [自由席]
 20:00発


 20:45着
[      ]          常磐線 快速列車 [12両]
 20:49発


 21:15着  日暮里

       

   青春18きっぷ  一回分
  JR線別途料金 (板橋~高崎) ¥1,620
  ムーンライトえちご指定券 ¥510
   スーパーひたち 54号  (いわき~日立)乗車券¥1,110 + 特急券¥1,150 
   フレッシュひたち56号  (友部~柏)乗車券¥1,280 + 特急券¥900



1.旅の計画・準備
平成15年春シーズン4ッ目。この春、3月30日出発をもって快速ムーンライトえちご号165系による運用が終了する。過去3回乗車経験があるが、もう乗れないかと思うとやはり淋しい。そんな訳で、乗り納めムーンライトえちご号を使った旅を計画してみる。
実を言うとえちご号使いづらい列車である。東北、北海道、北陸方面に使うには確かに重宝ではあるが、乗り継ぎが限定される上、接続も芳しくない。加えて0時を回る高崎駅までの別途料金も発生する事から18きっぱー達にも敬遠されがち。ま、おかげで指定券発売日即完売という事も余りないが。
今回は酒田駅での接続待ちを嫌って陸羽西線に入り、日本海から太平洋へ抜ける。いわば東北地方南部を横断してみようと思う。陸羽西線陸羽東線共にそこそこ列車は走っており、比較的早めに横断できそう。加えて早めに仙台駅までたどり着けそうだから、帰路は常磐線で帰ってみようと思う。毎度東北本線だとマンネリだし。
帰りの常磐線は全て普通列車でも充分帰れるのだが、部分部分にひたち号を組み入れた。当初の計画では全て普通列車で帰るはずだったのだがね。自分でも何でこんなコトしたのかわからん。


今回は4回目 新潟運輸区の文字がクッキリとしてます


2.ムーンライトえちご号
この春、えちご号165系による運用が終了する。理由はやはり老朽化。確かに窓はガタつくし、すきま風も入り込む事もあった。しかしながら号に比べればシートピッチも広いし、決して酷い車両ではない。もっと乗りこなせる幅が広ければコチラの方が乗りやすい車両だったとも言える。全く以て残念だ。ただ運行自体が終わる訳ではなく、485系で引き続き走るので安心した。
いつもは池袋駅から乗車する。しかし今日はちょっと毛色を変えて埼京線板橋駅から乗る事にした。えちご号で単独に18きっぷを使うならば日付が変わる高崎駅までの乗車券別途購入しなければならない。ながら号の横浜駅までの分と同様にだ。しかし高崎駅までの乗車券にはちょっとしたカラクリがあって、腑に落ちない点があるためわざわざ板橋駅からの乗車にしたのだった。
池袋駅から高崎駅までの距離は100kmに満たない。が、池袋駅山手線内の駅なので東京駅と同じ扱い。結果、東京駅高崎駅の距離となってしまい100km僅かに越える。これって何かチト悔しい。それが板橋駅ならば山手線外なので通常の距離計算になる。もちろん池袋駅を経由しても構わない。その差わずか一駅270円。セコいと言われればそれまでだが、私はこだわるよ!
幸い東武東上線下板橋駅埼京線板橋駅はそんなに離れていないので、通常そんなに苦ではない。が、今日は生憎小雨が降っている。多少濡れるのを我慢してでも270円をとった。笑いたければ笑うがいい。
前置きが長くなってしまったが、えちご号に無事乗車。165系最後間際だからもっと混んでるんじゃないかと思っていたが、不正乗車のサラリーマンが席に着けるほどだからそれ程でもなかったようだ。ただ、高崎駅での長時間停車中、カメラのフラッシュが途切れる事は無かった。うっかりカメラを忘れてしまった事今日ほど後悔した事もない。
その後、すっかりと寝入ってしまった。ながら号ではなかなか眠れないが、えちご号キチンと眠れる。長岡駅で一旦目覚める。数人が降りていった。そして夜も明けきらない5時前に新潟駅に到着した。
本当に名残惜しいが、これにて165系とお別れだ。3両編成のこぢんまりとした列車だがその光跡は尊大。今までありがとうと最後に車体を叩いてお別れをした。
  リンク→JR東日本新潟支社


ムーンライトえちご号 指定券


3.白新線・羽越本線
かつてならムーンライトえちご号はこの先、村上駅まで足を伸ばしていた。進行方向を変え、乗ったままで良かった。しかし昨年末、新潟駅打ち切りの措置がとられ、代わりに村上駅までの快速列車が別に走る事となった。えちご号を降りた向かいのホームにその快速列車は止まっていた。外は寒いのでドアは閉められている。ボタンを押し、けたたましいチャイム音と共にドアが開く仕組み。えちご号からの乗り換え客がほとんどのようだ。
列車は味も素っ気もないE127系ロングシート車。旅情気分ぶちこわしだが村上駅まで我慢だ。たった2分の待ち合わせで出発。タバコをふかす時間もない。列車は信越線と別れ貨物駅の中を通ってゆく。まだ早朝とあって交換する列車も無く新発田駅に到着した。
乗ってくる客もほとんど無く、まさにムーンライトえちご号乗客限定専用列車だな。坂町駅普通列車と交換。そして終点村上駅に到着。昔、えちご号がまだここまで直通運転していた頃に比べて10分ぐらい早く着く。そのせいでかつては慌ただしく、走る輩も多かった村上駅での乗り換えも皆一様に落ち着いている。
6時3分発の普通列車は重厚なキハ52系。しかも4両編成で席数も充分。ボックス席を独り占めできる。今日は曇りがちで少々残念だが、空が白む時間帯の日本海も又格別だ。何度か通ったこの景色。いつ見てもいいものだ。
毎度気になる笹川流れの看板を後にし、山形県へ突入。乗客、特に高校生も次第に増え、賑やかになってきた。春休み中だというのに。鶴岡駅に到着。人が入れ替わるも更に混雑は増す。始発の時点で4両は多すぎと思っていたが、今では逆に増結しろと言いたい。
余目駅に到着。意外と降りて行く学生が多い。ここで乗り換えても意味がないのでそのまま乗車。そして最上川の鉄橋を渡り終点酒田駅へ。お正月に来た時はもう既に暗かったので、ここまでの区間はその時の分もしっかり堪能できた。


4.奥の細道最上川ライン・陸羽西線
えちご号を使って羽越線経由で東北へ向かう場合、酒田駅での待ち合わせに誰もが閉口する。ただでさえ時間のかかる旅なのに、更に1時間以上も足止めを喰らうのはやりきれない。特急列車でも走っていれば、ここは使っても損のない区間だと断言できる。しかしそれもない…。
愚痴も出ちゃうほどの酒田駅待合室。しかし今日はそんな北東北行きの面々を横目に陸羽西線快速列車最上川2号に乗る。列車は既に入線しており、嬉々としてホームに向かう。うっ!混んでる!。何たる事か、高校生に占領されている…。座れるすきまもない。トホホのホ。
20分ほどの待ち合わせで再び余目駅へ向けて出発。ただし、快速を名乗っている事から途中駅全て通過。立ってはいてもこれはこれでいい気分。余目駅に到着。案の定高校生達は降りてゆく。さっきもそうだったので確信があった。そしてここで普通列車とも交換した。
高校生達がダラダラと降りるものだから、少し遅れて出発。すぐに羽越線と別れて内陸へ。左右にはまだ何も無い水田が広がる。狩川駅に到着。特にこれといったものは無いようだ。左手には幅広い最上川が迫ってきて景色が良くなってきた。
列車は河岸の小高いところを走り、所々トンネルもあった。陸羽西線の愛称は奥の細道最上川ラインという。かの松尾芭蕉もこの辺りを通ったのだろうか。またこの辺は最上川の川下りのメインスポットでもあるようだ。小さな駅をいくつか通過し、古口駅に到着。
古口駅を出ると最上川を跨ぎ、新庄駅へラストスパート。あちこちに残雪もありやっぱり雪国は素敵だ。市街地が見えてきて列車は大きくカーブし、新庄駅に向かっていった。お正月にも訪れた新庄駅。その陸羽東線ホームにゆっくりと入線していった。
よく考えたら、この列車の折り返しおはよう庄内往復きっぷ乗り継ぎ列車なんだなあ。つばさ103号から降りて正面に雪まみれキハ110系がいたっけ。それじゃ隣の列車は普通列車秋田行きかい。ついこの前の事なのに昨日のように思い出される。酒田駅からここまで1時間弱。意外と近かったんだね。そのせいかこの区間では列車交換はなかった。


5.奥の細道湯けむりライン・陸羽東線
酒田駅での待ち合わせが短かった分、ここ新庄駅で実に1時間以上待ち合わせるハメに。これもローカル線乗り継ぎの宿命か。駅前を少しぶらつくも、たいして時間はかからない。無駄に動くのも何なのでさっさと駅に戻りお土産品を物色。あろう事かかさばるお菓子を買ってしまった。大失敗。
新庄駅の改札はいつでもオープンで、早めにホームに入っても問題ない。まだ発車20分前だったがとっとと乗り込んで席だけは確保した。列車はここでもキハ110系。JR東日本の気動車はどこへ行ってもコレだな。それでも東北地方路線毎に独自のカラーリングが施されており、変化は楽しめるからまだマシか。
小牛田行き快速湯けむり号は、面白い事に奥羽線普通列車新庄駅同時に発車する。軌間が異なるから決して交わる事はない。しかし楽しい試みだ。抜きつ抜かれつを期待したが電車の方が加速が速い。あっという間に千切られた。キハ110系もいいスピードで走るも追いつけない。線路はかなりの間並走するので真横で同速度で走って貰いたい。せっかくの同時発車なのだから。
列車は南新庄駅を通過し、ようやく奥羽線と別れる。すぐに山が現れ、峠越えに入って行った。長沢駅に停車。そして風光明媚な渓谷の中をぐんぐん進む。その渓谷の中に瀬見温泉駅があり停車。峠を越え下りに入り、小さな駅を通過してゆく。
ちょっとした集落にたどり着いた。最上駅である。ここで列車交換があった。そして列車は再び峠越えに入る。左右は険しい山だが道路が並行して走っており、所々温泉の看板が覗える。湯けむりラインの名にふさわしい。比較的長めのトンネルを抜け、グッと高度を下げて行くと、今度は本当に湯けむりが見えてきた。
鳴子温泉駅に到着。もうすぐお昼になるが、早くも温泉帰りの客らしき団体がドッと乗り込んできて騒がしくなった。独り占めできていたボックス席も譲らねばなるまい。それにしても、さすがに天下に知れた超有名温泉地。駅から見える湯けむりに、ついつい途中下車してしまいたくなるような誘いを受けてしまう。見事である。
誘惑を押しのけ出発。しかし鳴子温泉駅を出ても、至る所に温泉宿ホテルなどが林立していてものすごく栄えている。いやはや、凄いものだ。そのせいでこの辺は各駅に停車してゆく。そして景色が落ち着くと同時に、列車も小さな駅を再び通過するようになった。
岩出山駅に停車。そして次の停車駅の西古川駅で交換。車内も混み合ってきた。新幹線の高架線が見えてきて古川駅に到着。新幹線とは直角に交叉する。降りる人も多いが、同じぐらい乗っても来る。入替が激しい。周辺は住宅も増え、立派な市街地となってきた。
北浦駅で交換。そしてスピードを落とし東北本線と合流。終点の小牛田駅にゆっくりと入線していった。陸羽東線の旅は温泉の魔力をまざまざと見せつけられた旅でもあった。
  リンク→JR東日本仙台支社
  リンク→鳴子温泉郷観光協会


6.石巻線・仙石線
さて、小牛田駅から石巻線に乗る。しかしここでも接続が良くないのよ。1時間近く待ちぼうけ。1時間あれば鳴子温泉で一服出来るものを、と思いがちだが、陸羽東線ダイヤも結構スカスカなのでままならぬ。うまく繋がらないと嘆くほか無い。
時間があり余っているので改札を出て見るも、新庄駅同様特にコレといったものもない。でもまあ丁度お昼になったのでここで昼ご飯だ。小牛田駅は工事中で階段も狭く歩きづらかった。
時間になったのでホームに戻る。列車既に入線しており、席を確保。石巻線は未だキハ40系を使っており、その重厚な車両は私の好むところである。非常に嬉しい。ただ、加速が悪いけどね。
小牛田駅を出てすぐに右にカーブし、まだ土の露出している田んぼの中をのんびりと進む。湧谷駅で交換。そして前谷地駅に到着。去年三陸鉄道を乗り継いで気仙沼線を通ってここまで来た事を思い出す。今日はその気仙沼線とここで別れ、石巻へ向け田んぼの中を行く。鹿又駅でまた交換。ローカル線の割に、時間によってはよく交換するようだ。
石巻駅に到着。構内には石油タンク車がいっぱいあって、ちょっとした貨物駅のよう。本来ならこの先、女川駅まで行ってしまいたいものだ。しかし女川駅まで行ってしまうと折り返しの列車が実に1時間後。今日は只でさえ1時間近くの待ち合わせが多いので、ここでもかと思うと行ってられない。今日の所はもう勘弁。また別の機会にトライしようと思う。
石巻は有名な漫画家、石ノ森章太郎のふるさと。そのせいでホームのあちこちにサイボーグ009のフィギィアがある。仙石線のホームは少しズレた所にあって、改札口は同じだがちょっとだけ乗り換えが面倒。ま、大したことはないケドね。
仙石線快速うみかぜ号はほぼ1時間おきに石巻駅を出発する。石巻駅では接続がうまくいって、すぐに乗る事が出来た。今日は待ち時間が多い割に列車は快速列車ばかりでラッキー。でも普通列車と何ら変わりのない快速列車なので、さほど時間の得にもならない。トホホ…。
仙台方面から列車が到着し、入れ替わるようにコチラも発車。石巻駅を出発するとすぐに石巻線と別れ、左手に進路を取る。次の陸前山下駅では貨物線が別れていった。その後、矢本駅までは各駅に停車してゆく。駅毎に人も乗ってくる。
矢本駅から先はいよいよ快速運転になる。次の停車駅、野蒜駅で列車交換した。そしていよいよ海すれすれの所を列車が走る。仙石線の見所といってもよい。まるで波打ち際を走っている感覚だ。荒天の時は一体どうなってしまうのだろうと余計な心配をしてみる。その、海岸沿いに駅がいくつかあるが、全て通過していった。
奥松島の素晴らしい景観を後にし、高城町駅に到着。ここでも列車交換した。乗客が多くなってきて、少し詰めて座る。右手の高い所に東北本線が見えてきた。左手にはいよいよ名勝松島が姿を現す。さすがに日本三景。過去に何度か訪ねているが、いつ見ても美しすぎる。松島海岸駅からは外人さんも乗ってきて、世界に冠たる日本の風景を堪能した事でしょう。
この辺では、東北本線ランデブーを繰り返すが決して交わる事はない。何でだろうと不思議に思うが答えは簡単。電源方式が違うからだ。納得。でも乗り換えできるよう駅を揃えて欲しい気持ちはある。微妙にズレていて気持ち悪い。列車は本塩釜駅に到着。駅手前より複線になったので、ここからはすれ違いも自由になった。
多賀城駅からはついに車両いっぱいになった。列車は市街地の中を進む。駅間も短くなり、次々と通過してゆく。苦竹駅を過ぎると列車は地下へと潜ってゆく。はるか昔乗った時は地下なんか無かったのに、エライ変わりように驚いた。
  リンク→日本三景・松島観光協会


石巻線 普通列車
 
石巻駅改札脇にある
サイボーグ009の像


7.常磐線北側
仙台駅に到着。ほとんどが降りていった。ついでなのでこのまま終点あおば通り駅まで行った。一駅だけ乗り残すのも何なのでね。そして同じ列車で再び仙台駅に戻る。もう地下鉄に乗っているのと同じ感覚。
思いのほか早く仙台駅まで来てしまった。まだ15時だから普通列車だけでも余裕で東京に戻れる。もちろん東北本線で帰るのが王道。しかし折角早い時間なのだから、敢えて時間のかかる常磐線で行く事に決めていた。しかしだ。今日は接続待ちが多かったため、あろう事かテンションが下がってきてしまった。
予定では普通列車いわき駅に到着した後、27分の待ち合わせがある。普段ならこのぐらいの接続待ちなんて何て事無いのに、嫌気がさしてしまった。そんな時、仙台駅のコンコースにスーパーひたち50号上野行きの姿が見えてしまった。そうだ、特急列車があるじゃないか。それでもさすがに仙台駅から乗ろうとは思わず、どこか途中で効率的に特急列車に乗ってしまえみどりの窓口に走る。
素早く時刻表を引く。するといわき駅でほとんど待たずに特急スーパーひたち54号が発車する。いわき駅から南は以前に乗った事があるので、ここで乗ってしまおう。さて、どこまで乗るかだな。あんまり長距離乗るのもアホらしいし。すると日立駅普通列車との接続がある事が分かったのでそこまでにしよう。
さっそく切符を購入。駅員さんは発駅いわき駅なので少々怪訝そうだったかな。再び常磐線のホームへ。仙台駅はホームがいっぱいあるので間違えないよう確認する必要がある。同じような列車が発着するから尚更だ。スーパーひたち50号を見送った後、普通列車いわき行きが発車した。
昼下がりとはいえども大ターミナル。大勢の人が賑やかに乗車している。しかしそれも岩沼駅ぐらいまでで、常磐線に入ると徐々に減ってゆく。さて、阿武隈川を渡っていざ常磐線へ。田園の中を進み亘理駅にて交換。駅間距離が長くなってきて、田舎っぽさが出てきた。坂元駅でも交換があった。
ちょっとした街並みが広がり、相馬駅に到着。ここでも交換。比較的頻繁に交換があるものだと思った。更にスーパーひたち27号とも交換。相馬駅で都合2本と交換した事となる。再出発後、相馬野馬追で知られる原ノ町駅に到着。10分ほど停車中、普通列車と交換した。この辺で日も傾き初めてきた。あぁつまらなくなってしまう。
列車は木立の中などを進み、所々なども散見できて外国のような感じすらする。行った事ないけど…。夜ノ森駅で久々に交換。常磐線原ノ町駅いわき駅間だけ本数が少ないみたい。木戸駅から複線になった。そこで普通列車とすれ違い。しかしまた単線に戻る。都合良く複線区間ですれ違えるようダイヤが組まれていると見た。
久ノ浜四ツ倉など、上野駅でも常磐線列車でもたまに見かける駅を通り、列車はいわき駅に到着。すっかり日も落ち暗くなってしまったが、いわきの街の灯りが暖かく感じる気がした。到着直前、ひたち号とすれ違った。


いわき駅から日立駅までの乗車券
 
スーパーひたち54号で使いました


8.常磐線南側
いわき駅では向かいのホームにスーパーひたち54号上野行きが待ち構えていた。いわき駅には一昨年去年と降り立っている。いずれの時も改札外に出た事はない。今回もただ乗り変えるだけとなってしまった。
スーパーひたち54号は7両編成で、後ろから2両目が喫煙自由席。651系白いボディがかっこいい。今日が初めての乗車となる。自由席はそこそこ乗ってはいるものの、席には余裕があった。仙台駅で予め切符を買っておいたのですぐに乗り込み出発を待つ。
定刻にいわき駅を発車。しかし内郷駅を通過したのち、湯本駅泉駅植田駅と各駅に停車。折角特急に乗ったのにちょっと拍子抜け。それでも乗り心地は抜群でゆったりと出来る。列車は福島県から茨城県へと入った。この辺は北茨城の景勝地が点在するが、生憎ともう何も見えない。灯台らしき灯りが時折見えるだけである。
至福の時間ももう終わり。あっさりと日立駅に到着。乗り換える列車は隣のホームに停車していて、ここで特急列車の待避をしている。あまり降りる客がいなかったが、数人が前方へと移動していったのでつられて前の方に歩を進める。しかし行けども行けども隣のホームへの連絡路がない。そのうち改札口があって、私を引っ張っていった客はそこへ消えていった。
スーパーひたち54号は発車していった。乗り換え時間は4分。ちょっと焦る。すると更に前方に連絡路発見。ヤバいと感じて走る。やっとの事で隣のホームに移動。しかし今度は普通列車までがまた遠い。発車時間まで1分を切ってしまい、もう走る走る。コレを逃してなるものか。特急に乗った意味が吹っ飛んでしまう。やっとの事で先頭車までたどり着いた時、ドアが閉まる。ギリギリセーフで乗車できた。
何でこんなにも乗り換えが不便なのだ?。もうゼーゼーでへたり込みたい。しかし列車は不幸にも混雑していた。この先座れそうな気配もない。一気に気分は最悪になり、しらけてしまった。こんな事なら次の常陸多賀駅で乗り換えておけば良かったと後悔する。乗車券特急券同額だったのだから…。全力で走った分だけ余計だったよ。
混雑したまま水戸駅に到着。大部分の人が入れ替わった。しかし座りたいボックス席前向きは取れなかった。何だか意味不明の怒りがフツフツとこみ上げてきてしまった。友部駅に到着。後続の特急列車に乗り換えられるとの車内放送あり。コレを聞いて衝動的に友部駅で下車してしまった。いつもは計画通りに、時には我慢もしながら旅してきたのに、ついに辛抱ならなかった。
友部駅での乗り換え時間は6分。降りたホームに改札口があったのですぐに出て、窓口備え付けの時刻表で確認する。この時、どこまで乗るのが良いかまた小賢しい計算が始まった。上野駅まで乗る場合、100kmをちょっと出てしまい特急料金が跳ね上がる。しかし手前の柏駅までならば運賃はさることながら、特急料金も安く上がる。衝動的に行動した割には損得計算までしているのだから、我ながら呆れるしかない。セコさ、貧乏さが染みついている…。
窓口で切符を購入。ホームにはいると程なくフレッシュひたち56号がやってきた。E653系でさっきより長い11両編成。帯の色は赤っぽかった。喫煙自由席は5号車のみ。入るとほぼ満員。ビジネスマンが多い。意外と人気があるんだなと思った。座れないかとも思ったが、通路側だが座れた。
羽鳥駅で先ほどの普通列車を捲る。その後、石岡駅土浦駅に停車。ここで満席になったようで、諦めてよその車両に移る客も多数あった。ひたち号大人気である。天王台駅でも普通列車を捲り、柏駅に到着。短い時間だったが予想外に楽できた。
午後9時前の柏駅は通勤客でギッシリ。ま、上り方面なので酷くはないがね。天王台駅で捲った普通列車に乗り換え無事日暮里駅に戻ってきた。これでようやく今日の旅が終わる。日暮里駅の跨線橋を人波に逆らいながら山手線ホームへと向かった。
  リンク→JR東日本水戸支社


友部駅から柏駅までの乗車券
コチラの方が距離が長い
 
フレッシュひたち56号で使いました
B特急区間なので距離が長くても安い


9.総括
東北地方南部横断して思う事は、意外と早く移動できたという事だ。接続待ちがあったにせよ一山二山も越えて行くにも拘わらずだ。陸羽線沿線渓谷あり田園あり温泉ありとローカルな雰囲気がひととおり揃っていて楽しめた。
ただ、これを書いている現在、陸羽西線陸羽東線共、快速列車が無くなったりして再現性がなくなってしまったようだ。愛称も消えた…。
それにしても常磐線特急列車2度乗るとは…。かえって無駄な事をした気がしないでもない。通しで乗った方が安くあがったんじゃないだろうか?。常磐線もさすがに太い動脈だと改めて思い知らされた。
165系ムーンライトえちご号ラストラン。何だがそれだけで一時代が終わったような気がする。子供の頃、赤羽駅特急列車を追っかけていると、来るのはいつも165系451系急行列車だった。特急じゃないとがっかりしたものだ。時は過ぎ、今や赤羽駅特急列車なんてわずかしか来ない。急行列車に至っては皆無に等しい。
編成も短くなり、3両編成えちご号に今日まで4回乗車した。この列車に乗るのも最後かと思うと少しセンチメンタルになる。もっとありがたがって乗っておけば良かったと。新しい車両が続々と産まれる昨今、古い車両が人知れず消えてゆく。そんな中、165系列車は立派に寿命を全うした。その一部に触れられて幸せだったと思いたいものだ。


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