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旅の行程


H14/7/10~11


 07:20発   羽田空港    ANA601便  [5G]


 08:55着
[      ]  宮崎空港    ひゅうが4号  [自由席]
 09:21発


 09:30着
[      ]  宮崎       きりしま3号  [5号車14A]
 09:37発


 11:43着
[      ]  西鹿児島    つばめ14号  [7号車15A]
 12:25発


 16:15着
[      ]  博多       ソニック39号  [5号車9A]
 16:25発


 17:10着
[      ]  小倉      日豊本線 普通列車 [6両]
 17:19発


 17:33着
[      ]  下関      日豊本線 普通列車 [6両]
 17:38発


 17:44着
[      ]  門司      鹿児島本線 普通列車 [8両]
 17:51発


 17:59着
[      ]  門司港    日豊本線 普通列車 [6両]
 18:08発


 18:22着
[      ]  小倉       ソニック44号  [1号車9B]
 18:34発


 19:15着
[      ]  博多       ドリームつばめ号  [7号車13A]
 00:06発


 05:54着
[      ]  西鹿児島    つばめ2号  [2号車7B]
 06:25発


 10:15着
[      ]  博多      地下鉄空港線 普通列車 [6両]
 10:28発


 10:34着
[      ]  福岡空港    ANA250便  [18B]
 11:05発


 12:40着   羽田空港


  九遊きっぷ (2日分) ¥3,000 + ¥3,000
  福岡市営地下鉄空港線 (博多~福岡空港) ¥250 x 3回
  ANA601便 (羽田~宮崎)超割 ¥10,300
  ANA250便 (福岡~羽田)超割 ¥10,300
  


1.旅の計画・準備
遠距離の旅に目覚めつつある時、新聞広告にANAの超割が載っていた。えらく格安で航空機に乗れるみたいだ。これなら遠く九州四国など、まだ訪れたことのない土地に気軽に行けるかも。詳しく知りたくなってANAのサイトを見てみた。
確かに、2ヶ月も先の予約変更や取消できないなどの制約はあるものの、普通運賃の半額以下なのは魅力的だ。18きっぷと組み合わせれば、行動範囲がグッと広がる。夏シーズンの楽しみが増えそう。と思ったら、この超割いつでも設定されているわけではないのね…。調べると夏シーズン中はNGだ。使えね~。
諦めかけた時、エアレールでJRもおトク、なるコピーを発見。早速クリック。するとどうだ、なんと1日3千円九州の特急乗り放題なる九遊きっぷが、超割利用者に限り販売されるという。何だこれは!。これは使うしかない!。他に四国北海道もあるぞ。夢のようなきっぷだ。どこに行こうかと考える間もなく九州に決めた。今度北海道に行く予定があるし、四国もパス。せっかく乗り放題のきっぷなのでとことん乗り潰してやろう。
さて、ルートの選定作業。1日でどうすれば1周出来るか時刻表とにらめっこ。特急列車のみで移動できるからみどり色のページだけ見ればよい。楽だ。しかし、どう選んでも1日じゃ無理と判明。無念。思ったより九州は広い。
  リンク→ANA 全日本空輸株式会社
  コラム→九遊きっぷ


2.航空機で宮崎へ
どうやっても1日じゃ九州を1周出来ないことから、入口と出口の空港選びがカギとなる。行きに福岡空港を選んでしまうと、地方空港帰りの最終便が比較的早いのでもったいない。折角1日乗り放題なのだから。ということで、帰りに福岡空港をチョイス。すると行きは福岡から遠くてかつ、鉄道へのアクセスの良い宮崎空港が今回はベスト。
宮崎から福岡へ移動するのに日豊本線はナシだね、やっぱり。ということで、鹿児島・熊本経由で行くべし。まともにいっても少し時間が余りそうなので門司港駅にも立ち寄ってみることにしよう。ルート決定。
超割のきっぷは簡単に取れた。ヨシこれで準備完了。
出発当日、気になることがひとつ。シーズンにはまだ早すぎる台風が接近中。九州には影響無さそうだが、帰りの時間帯に関東地方がヤバそう。折角周到に前準備してきたのだから、台風ごときで台無しにされたくない。もっとも今の時点で欠航など無いから、帰りの心配をしてキャンセルするのも言いにくいし…。いいや、行っちゃえ。
宮崎空港行きANA601便はバスで搭乗。久しぶりの航空機で少し興奮気味。搭乗率は60%ぐらいでほぼ定刻に離陸。飛行中は台風の影響か多少揺れて少し怖い気がした。窓際をゲットできたのに雲が多くて下界も見えない。それでも九州に近づくにつれ、雲は取れてきた。
空から見る九州の海は想像以上に綺麗だ。やがて静かに空港に着陸。始めて九州に降り立つよ。ぶわーっと湿気を帯びた南国の空気が今日の旅を誘ってくれそう。ワクワクしてきた。
  リンク→宮崎空港



超割搭乗券   
これを見せないと  
九遊きっぷを購入できない
 

九遊きっぷ本券
賢いことに自動改札機も通過できます



九遊きっぷの指定券発行控え券


3.日豊本線 特急きりしま号
宮崎空港は非常に便利である。全国各地に空港はあるが、あまり鉄道との相性がよろしくない。小さな地方空港で鉄道が来る所なんて珍しい方だ。そういった意味でも宮崎空港は大変貴重で使いやすい空港だと思う。今後も大いに使いでのある空港として重用していきたい。
空港を出て右に進むとすぐ宮崎空港駅がある。駅舎は立派だが窓口は1つしか無い。超割の半券を差し出して九遊きっぷを買う。さすがに慣れているらしく、スムーズに発券してもらった。このテの企画きっぷはゴタゴタと説明書きがついてくるが、マス目だけの長いきっぷが出てきた。どうも指定席の発券を受けた証明印を押すものらしい。九遊きっぷ指定券つきなので、必要以上に指定席を押さえさせないための措置だろう。
宮崎駅までの移動にひゅうが4号を利用した。特例で宮崎空港駅と宮崎駅の間に限り特急券無しでも乗車できる。どうせ乗るなら特急車両の方がいいに決まってる。もっとも九遊きっぷだから関係ないケド。しかし、航空機からの乗客は少ないな~。あれほどの人はどこへ消えたのだろう?。バスだろうか?。
宮崎駅で乗り換え。南宮崎駅でもよかったが、余裕があったのでこちらまで来た。宮崎駅では下りのホームに移るのに一旦改札を出なければならない。前回北海道、帯広駅もそうだった。これから乗るきりしま3号の改札は既に始まっていた。指定券は空港駅で買っておいたので何の心配もない。
宮崎駅を出発すると、日豊本線は山に入ってゆく。特急のわりにはゆっくりめ。途中、数本の列車と行き違え都城駅に到着。少なめの乗客が更に減った。都城って思ってたよりはずっと山の中なんだね。山奥の駅のない信号所にも停車して、行き違えもした。私の勝手な解釈で、交換で待つ方を負け、スルーする方を勝ちと定義しているが、このきりしま3号は1勝2敗でした。
隼人駅まで来ると、錦江湾桜島が雄大な姿を晒し始めた。始めて見る桜島山に感動。列車は左手にずっと海、右手はすぐ山や崖で、こんな狭いところを通るのかって感じで進む。初めての鹿児島はイメージしていたものとは全く違っていて、自然がすぐ近くまで迫っている、そんな所でした。
  リンク→JR九州 鹿児島支社



特急ひゅうが4号 宮崎空港駅にて
真っ赤な車体はインパクト大
 

特急きりしま3号指定券
値段表示無し


4.鹿児島本線 特急つばめ号
西鹿児島駅で乗り換えの合間を縫って、つばめ号の指定券を押さえる。ついでに今夏に使う青春18きっぷも購入。駅コンコースは土産物店や飲食店などもあり、お昼ということもあって賑わっていた。表に出ると、駅舎は九州新幹線開業に備えての工事中で、更に進化中の様相だ。駅前広場には銅像やSLの動輪などのモニュメントがあり、路面電車の電停も目の前にあった。
駅に戻り、つばめ14号に乗り込む。この787系つばめ号はJR九州ご自慢の特急列車だ。日豊本線の古い485系特急列車と、何でこんなにも格差をつけるかね?。乗車位置は一番後ろの7号車。半分は自由席扱いで、喫煙者は相変わらず肩身が狭い。
つばめ14号は定刻に出発。単線区間のためさほどスピードは出ないようだ。しばらく単調な景色が続くが、所々九州新幹線のケタやトンネル口が見え隠れしている。川内駅を過ぎると東シナ海を臨めるようになった。列車は所々で頻繁に交換する。今度はこちら側が比較的スムーズに進行出来るみたいで優越感。
熊本駅に到着。ここまで2時間半かかった。しかし、九州西海岸もけっこう山と海が近くて、けっこうウネウネとしている。熊本駅までかなり遠回りしている感はある。ここで車内がほぼ満席になった。さて、ここからは複線になるのでスピードアップが望めそう。実際、博多駅まで120kmを45分。これは速い。
  リンク→JR九州 熊本支社



西鹿児島駅正面
 

787系特急つばめ14号



特急つばめ14号指定券

5.下関&門司港往復
定刻に博多駅に到着。乗り換えが10分しかないが次も指定席を押さえてあるので慌てない。ただ、博多駅のホームは色々と複雑に入り乱れているので、ホームを間違えないよう注意したい。初めて訪れたので少し戸惑ってしまった。
これから白いソニック号に乗って小倉駅へ移動。やはり車両の半分が自由席だが、座れない人もいる程の盛況。車窓はというと、途中までは住宅が多いみたいだが、やがて小倉が近づいてくるに従って大工業地域が目に入る。ここが地理で習う四大工業地帯のひとつ、北九州工業地帯かと思い出す。
小倉駅では大半の人が入れ替わった模様。列車を降りると、同じぐらいの数の人達が乗り込んでいった。さてこれから一旦九州を離れる。関門海峡越えを経験したい。しっかしこの区間の時刻表は読みづらいな。鹿児島本線日豊本線のページを行ったり来たりしないと正確に読みきれない。こういった時はネットの検索が一番かも。
小倉駅17時19分発の下関行きは日豊本線からの古い415系列車だった。直流に対応していないJR九州ご自慢の新型普通列車は下関へ行けない。門司駅を出るとデッドセクションを通過してトンネルに入ってゆく。でもってあっという間に下関駅に到着。本州と九州は何とあっさり繋がっていることか。
そして本当は門司駅から下関駅までの往復運賃を払わねばならないが、無賃乗車を決め込んだ。申し訳ない。
下関駅構内は長い長いホームが立派だ。洗面も出来る水道も健在で、趣がある。ブルートレインがよく似合いそうだ。しかしあんまりゆっくりとしてもいられない。トンボ返りで門司駅に戻る。
今度は門司港駅に向かう。門司港駅舎は言わずと知れた九州の重要文化財である。それはもうレトロ感いっぱいで、素晴らしい。明るい時間帯に訪ねられなくて残念だが、荘厳な建物、駅前の噴水、どこをとっても感動ものだ。短い滞在で本当に勿体ないが、後ろ髪を引かれる思いで後にする。
小倉駅に戻り、あとはもうウチに帰るだけ。わずか3,000円で充分過ぎるほど満喫できた。博多行きの白くないソニック号を待っていると長い列が出来た。並行する新幹線の方が断然速いが、僅かに安い在来線特急を選択する人が多いのも特徴的なようだ。方向転換のため椅子を回すのも皆手慣れたものだ。
  リンク→JR九州 北部九州地域本社



885系白いソニック39号 博多駅にて
 

特急ソニック39号指定券


6.台風のため航空機欠航
博多駅で簡単に食事を取って、福岡空港へ向かう。福岡空港までは地下鉄で2駅目。大都市空港にしてはナンバー1の好アクセスである。便利すぎる上に時間的にも有利でありがたいものだ。搭乗予定のANA270便は20時40分発。余裕を持って20時に博多駅を出た。
福岡空港駅に着くと、何だか様子がおかしい。ANAのカウンターに行くと張り紙が…。うわ、もしかして!??。案の定、羽田便は昼過ぎから欠航していた。台風6号が関東に接近中で強風の被害が出ているらしい。今朝の不安が見事に的中したようだ。携帯電話を持っていないので、ここまでの状況が全く判らなかった。呑気に移動している最中にこんな事になっているとは。
どうしよう、明日は仕事なのに…。見通しの甘さに後悔した。他の交通手段といっても、この時間じゃ新幹線も終わってるし、当然JALも欠航万策尽きる。仕方ないカウンターで明日の便に振り替え手続きをした。すると、明日午前中の早い便はもう既に満席。それじゃ困ると、他空港への振替を依頼したらそれは出来ないと断られた。超割だからか?。
選択肢は2つ。払戻か振替のようだ。払戻だとせっかく超割なる安い運賃で来たものだから、結局大損してしまう。渋々空席の残っている一番早い便に振り替えた。明日の搭乗券を受け取り途方に暮れる。とりあえず家に電話して、状況説明。
さてさて、明日の昼過ぎまでどうしよう。このまま空港に居座っても時間の無駄。それに蒸し暑くて汗ベトベト。泊まるところを手配しなくては。当然、航空会社はそんな補償してくれるハズもない。地下鉄の往復運賃ですら補償しない。追加運賃ナシに振替出来るだけ有り難いと思うべきか。でもやっぱり散財だな。ため息出ちゃう。
博多駅に戻る。今から宿探すの面倒だな。と、いいこと思いつく。もう1日九遊きっぷ買って、ドリーム号を宿代わりにしてしまおう。そうすれば3,000円で済む。しめしめ、さっそくみどりの窓口で時刻表をチェック。
  リンク→福岡市交通局
  リンク→福岡空港



白くない特急ソニック44号指定券
混んでいて窓側を取れなかった
 

九遊きっぷ2日目
まさか2枚目を使うとは…


7.ドリームつばめ号で鹿児島往復
JR九州には夜通し走る西鹿児島行きドリームつばめ号と宮崎空港行きドリームにちりん号がある。どちらも宿代わりにはおあつらえ向きのサービス列車だ。11時までに博多駅に戻ってこられるよう調べると、今晩ドリームつばめ号に乗って西鹿児島駅まで行き、折り返しのつばめ2号に乗れば10時15分に着く。条件が揃った。これしかない。みどりの窓口で九遊きっぷを買い、指定券を押さえる。準備完了。
さて、ドリームつばめ号に乗るまでの間、どこかで暇つぶしをしなくては。できれば汗を流したい。駅を出たところに飾り山が展示してあった。もうすぐ博多祗園山笠祭りだそうだ。博多の街は駅前より天神の方が栄えているらしいので少しそちらの方へ歩み出した。すると運良くサウナの文字。これはもう運命的な出会い。迷わず飛び込む。
まさに地獄に仏。大浴場もあって今日の疲れをすっ飛ばす。休憩室で暫しまどろむ。あぁ極楽気分。これで3時間1,155円は安い。テレビで台風情報やってる。風と雨ですごいことになってるみたい。東京には被害が出ていないようだけど、これじゃ飛行機飛ばんわな。しかし7月でもう台風かよ。いくら何でも早すぎないかね。
博多駅まで10分もあれば戻れるので、時間いっぱいまでくつろげた。新幹線のダイヤが乱れている影響でドリームつばめ号は少し遅れて出発した。利用者は意外と多く、指定席を押さえといて正解だった。検札後、風呂に入った心地よさと、今朝からの疲れがドッと出てすぐに眠ってしまったようだ。
熊本駅で一旦目覚める。隣の人は熊本駅で降りていった。車内もだいぶ人が減って、熊本駅までは終電代わりに利用する価値があるみたい。隣がいなくなったのをいいことに横になった。八代駅で長時間停車があるものの、寝入ってて全く気付かず、目覚めたらもう西鹿児島駅手前まで来ていた。
西鹿児島駅で眠い目をこすり、乗り換え。面倒臭いがとりあえず朝ご飯を買う為改札を抜けた。つばめ2号は今乗ってきたドリームつばめ号の折り返しだと思っていたのだが、別の編成だった。昨日も乗ったルート、今通ってきたルートをまた走る。いやはやなんとも…。
早朝発のわりにつばめ2号は結構乗っている。窓側は取れなかった。喫煙車も取れなかった。見たところビジネスマンが多い。熊本駅からは立ち客も出るほどの混み具合。何だか昨日より長く長く感じた。
  ★ポイント→ドリームつばめ号九州新幹線部分開業に伴って廃止されてしまいました。



特急ドリームつばめ号 指定券
 

特急つばめ2号指定券 通路側 禁煙


8.急いで帰京
博多駅に戻ってきてしまったと思う。慌てて東京に戻ったって、仕事も中途半端になるだけだ。どうせなら今日一日満喫しちゃえばよかったな。一刻でも早く帰らなきゃ何て昨日は思ったけど、よく考えりゃ別にどうって事無かったな。しかし今からまた空港へ行って変更してもらえるか判らないし、何より少し恥ずかしい。諦めよう。またの機会があるさ。
羽田空港行きANA250便超満席だった。その後の4~5便も満席。よほど昨日の影響があったのだろうか。席も3人掛けの真ん中狭いったら無い。せっかく昼間のフライトで、空からの景色を拝みたいのにそれもままならない。つまらないことこの上なし。やっぱりもっともっとあとの便にするんだったな…。
羽田に到着。台風一過ですごく暑い。ひどく疲れて足取りも重い。でも帰らなくては。モノレール乗り場が遠く感じる。



博多駅で特急ゆふいんの森号に遭遇
 

変更便の搭乗券
B席なんてありえない!


9.総括
初めての九州上陸は、苦い経験を伴ってしまった。思っていた以上に九州は広い。見所も満載で、とても日帰りじゃ勿体ない。時間貧乏な私には行き先を絞って何度か訪れないとならないかも。
特急列車が充実しているので、青春18きっぷだけで回るのは厳しいかも。うまく割引きっぷ企画きっぷなどを組み合わせて、効率よく回る必要がありそう。研究せねば。
台風という自然のトラブルがあったものの、それ以外は非常に順調に旅が出来た。それは喜ばしいことだった。


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