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旅の行程


H14/6/28~30


 07:13発  北見      オホーツク2号  [4号車2A]


 11:42着
[      ] 札幌      スーパー北斗12号  [1号車8A]
 12:22発


 15:30着
[      ] 函館      はつかり26号  [5号車1D]
 15:36発


 19:50着
[      ] 盛岡      やまびこ28号  [6号車4E] 
 20:00発


 22:32着  東京


   ぐるり北海道フリーきっぷ5日間用  ¥33,500




1.北見の朝
あ~~、昨日は飲んだ飲んだ。友人の結婚式とはいえ、ちょっとはしゃぎすぎたか?そりゃ、遥々東京から出向いたのだから、多少の無茶は勘弁してもらおう。
ご存じのように北海道の結婚式は東京のそれとは違い、会費制で立食で、誰でもウェルカムといったスタイルがスタンダードとなっている(らしい)。さすがに今回は、席は予めあったし、誰でも来いといった風ではなかったが、会費制は本当にそうだった。ご祝儀を包むのが礼儀だと思っていたので、足代を含めかなりの出費を覚悟していたが、少し得した気分。でもやっぱりご祝儀は包むべきか?仲間内と相談の上、僅かではあるが、渡す事にした。ちと痛い。
東京からの出席者は5人で、行きは私を除く4人が航空機でやってきた。帰りはなぜかそのうちの一人が、札幌についでの用があるというので、札幌駅まで同行する事となった。残りの3人は女満別空港から航空機で帰る。正しい選択だ。
北見駅前すぐの所にホテルを取ってもらっていたので、午前7時にチェックアウトしても充分間に合う。しかし万が一寝坊でもしようものなら、他に代替案が一切無い。今日中に鉄道で東京に帰るには、唯一無二のプランである。念のため6時に起きた。ホテルで朝食をとれるのだが、7時からの所を無理言って早めてもらった。感謝です。
朝7時ではあるが、北見駅は結構賑わっていた。今日は日曜日で通勤通学は無いはずだが、それでも乗客はいる方だと思う。
  ★ポイント  ●やっぱり飛行機が一番良いと思う。


オホーツク2号の指定券
友人に合わせ自由席へ移動したため
無駄にしてしまった。
 
ぐるり北海道フリーきっぷかえり券
このきっぷで東京まで帰ります


2.石北本線~函館本線 オホーツク号
網走方から特急オホーツク2号がすごい音を立てて入線してきた。ディーゼル特急独特のエンジン音というのは、圧倒的な馬力を感じる。車内は半分も埋まっておらず、自由席で充分だったようだ。前後の席をひっくり返し、ボックス状にして足を伸ばす。周りの迷惑にはなっていないので、許してもらおう。
実を言うと、もし一人旅ならばもっと早起きして、北見駅発5時17分のオホーツク9号に乗り網走駅まで行き、10分も留まらずにこのオホーツク2号に乗ろうと思っていた。フリーきっぷならではの乗り方だ。しかし、同行の友人がいるため、こんな無茶な乗り方も強要できず、札幌まで不案内という事もあって断念した。またの機会があるかどうかわからないが、我慢する事にした。
列車は定刻に北見駅を出発した。すぐに検札が現れ、切符を確認していった。自由席なのでぐるりきっぷだけ見せればよい。車内販売のお姉ちゃんも現れ、ビールを買う。まだ午前中だというのに・・だ。昨日しこたま飲んだのに、もう迎え酒の酒盛りだ。つまみはモチロン高級珍味ホタテの焼き柱。これ最高。
遠軽駅手前で、車掌さんが空いている席の向きを一つ一つ直していった。遠軽駅で進行方向が変わるためだ。一番先頭を走っていたこの車両も、最後尾になる。乗客一人一人にももれなく声をかける。石北本線といえば、上白滝駅上川駅の間が実に34kmもあり、この区間を走る普通列車も1日2本しかなく、青春18きっぷでは使えないに等しい。
酒も廻り居眠りしたようで、車内の喧噪にふと気がつくと、旭川駅に到着寸前だった。旭川駅で意外と乗客が入ってきたので、ボックス状にして使っていた椅子を元に戻した。勝手な言い分だが、旭川駅からは30分に1本は始発の特急が走っているのだから、わざわざこの列車に乗らなくても良かろうにと思う。
  リンク→JR北海道旭川支社
  ★ポイント  ●廃止されてしまった駅が多数あり。必見。


3.千歳線~函館本線 スーパー北斗号
札幌駅で食事を食べ終えると、出発まで残り8分だった。友人とはここで一旦お別れだ。このあと彼は飛行機東京に帰るわけだが、ちょうど私が東京へ戻る時間とほぼ一致するため、再び東京駅で会う事にした。というのも予め弟に頼んで東京駅まで車で迎えに来てもらう約束をしておいたからだ。幸い彼も同じ方向なので東京駅から池袋駅までの同乗を受けてくれた。
札幌駅の自動改札機をくぐる。さてここからは又、ひとり旅だ。そういえばここ札幌駅に来るのも何年ぶりだろう?以前は平面だったような記憶があるが、今は高架になっていて随分と立派な建物に変貌したなと驚いた。6番線の階段を上がるとスーパー北斗12号が発車を待っていた。昨日乗ったとかち号や、今乗ってきたオホーツク号と違い、JR北海道ご自慢の最新型特急だ。かっこいいスタイルに目を奪われる。
指定された席は1号車。早速乗り込むと、ほぼ満員だ。ここは予め指定券を買っておいて正解だったようだ。千歳線内は特急といえどもさほど速くはない。が、苫小牧駅を過ぎるとスピードアップがわかる。地形に沿って右左にカーブをとっても、スピードを落とさず突き進む。札幌駅から函館駅まで300km以上あるにもかかわらず3時間強で走り抜く。実に平均時速約100km/h。在来線では驚異的だ。
私的には、あっという間に函館駅に到着した。次に乗るはつかり号は、向かいのホームに停車していた。乗り換え時間が僅かなので、急いでいると左側のホームになんとSLを発見。しかも煙を吐いている。どうもSL函館大沼号のようだ。幸い先頭の1号車に乗っていたので、SLの正面に回り写真を撮る事が出来た。思いもかけずSLに出会えるとは、ラッキーだった。もっと良く眺めていたかったが、生憎とはつかり号の発車が迫っている。後ろ髪を引かれる思いで、函館駅をあとにする事となった。
  リンク→JR北海道函館支社


スーパー北斗12号
函館駅にて
 
函館駅で乗客を降ろした
SL函館大沼号


スーパー北斗12号の指定券


4.再び津軽海峡越え 海峡線
函館駅を出発したはつかり26号。席は4号車の一番前の窓側。しかも禁煙車。あまり良いロケーションではない。ぐるり北海道フリーきっぷを使うにあたり、復路の列車の指定席券を取るきっかけとなったのが、このはつかり26号だった。行きの北斗星1号B個室をとれた喜びのあまり、復路はどうでもいいやと思っていた。2週間前にルートと列車を決め、何気なくサイバーステーションを検索したら、このはつかり26号の喫煙車指定席が何と×になっていた。
まさかと思い他の列車を見ても、×印はこの列車だけ。しかも禁煙車も慌てたと言ったら無い。早速予約するはこびとなった。禁煙車を押さえられたから良かったものの、席は最悪。見通しの甘さを改めて痛感した事を思い出す。
案の定、超満員でデッキには座れない人があふれている。何だかどこかの団体客が入っているらしく、大量の弁当を後ろの方で配っていた。函館駅にいたSLのせいかもしれないと直感的に思った。そうじゃなければこの列車だけこんなに混むなんてあり得ない。しかし団体客はおしなべてマナーが悪い。大声でしゃべるは、意味もなく車内をうろつくはで、うんざりする
頭の上の電光掲示板に、まもなく青函トンネルに入る旨、案内が走る。一度、フェイントのようなトンネルがあるが、それを過ぎると、長い長いトンネルに突入してゆく。青函トンネルに入るのは今回で4回目だ。初めて潜ったのは、平成元年の時だから、だいぶ前だ。当時は東北ワイド周遊券急行八甲田に乗り、青森駅から海峡号木古内駅まで往復した。中小国駅から木古内駅までの切符を買ったか覚えていない。多分、買って乗ったと思う・・のだが。その後、国鉄バスで青森の酸ヶ湯温泉へ向かった。このバスも周遊券で乗れた。今思えば、素晴らしい切符だったな。しみじみと思う。
そして今回、久しぶりに青函トンネルの中に入っている実感を噛みしめている。行きの北斗星号はすっかりと寝入っていて、トンネルなんて気がつかなかったから、尚更だ。本来トンネルなんて、景色も見えないしうるさいだけなので、つまらない事この上ないのだが、青函トンネルだけは別。電光掲示板には逐一、現在の状況が判るようになっている。海底何mだの、海底駅通過だの、入口から何kmだの飽きないようこまめに案内が入る。


はつかり26号の指定券
これだけ禁煙車なのでした


5.東北本線 はつかり号
青森駅では方向転換のため6分ほど停車する。隣の乗客の方も青森駅で降りたので、椅子を転換させた。今までは車両の一番前だったのが、一番後ろになった。乗客のほとんどが入れ替わった。そんなモノなのかなと思ったら、同じぐらい乗ってきた。今度は団体客では無さそうだ。
停車中にホームで弁当を買う。少し小腹が空いてきた。このはつかり26号は東京へ行く最終の新幹線に連絡するとあって、大きな荷物を持った家族連れや旅行帰りらしき年輩の方を多く乗せ、ゆっくりと発車した。
この区間は前回居眠りをこいてしまったので、景色を堪能出来たことは嬉しかった。八戸駅に近づくと、さすがに辺りが暗くなってきた。といってもまだまだ景色はよく見える。八戸駅は今、新幹線の工事中だが、ホームはもうだいぶ出来上がっていると見える。3ヶ月前よりもだいぶ進んだみたい。八戸駅までの伸延開業まであと半年だ。
八戸駅で多少の乗降があり、やはり大きな町であると感じる。これからは少し山深い区間に入り、多少スピードも抑え気味だ。二戸駅沼宮内駅にも新幹線のホームが見えた。新幹線が開業すると、この区間は第三セクターになるらしい。そうすると、青春18きっぷでは別料金になってしまうし、なにかと不便もあろう。しかし交通のスピード時代には抗うことも出来ない。
外もすっかり暗くなって、定刻に盛岡駅に到着した。新幹線への乗り換えも10分と中途半端に短い。お年寄りなどしんどいかも。自由席狙いの人も我先にと駆け足で階段を上る。危なっかしい。弁当も買いたいが、少し時間に不安があるので車内販売で買うことにしよう。
  リンク→JR東日本盛岡支社
  ★ポイント  ●現在は既に八戸駅まで新幹線が開通済みです。


6.東北新幹線で帰京
東京への新幹線はこの時間あと2本しかない。スピードタイプのやまびこ28号と各駅タイプのやまびこ56号だ。車両も異なり、28号はE2系、56号は200系。僅か3ヶ月の内に同じ新幹線に乗ろうとは・・。
14番線に止まっているやまびこ28号の後ろからこまち号がやってきた。列車の分割併合は見ていて楽しいが、いい年して少し恥ずかしいので見ないでおく。もったいないけど・・。こまち号との合体は、衝撃もほとんど無く、素早い。さすがだ。
そういえば、お昼に札幌で別れた友人は、飛行機に乗った頃だろうかね。今日はずっと特急列車に乗って最速でここまで来たけれど、この時間まで北海道に留まっていても飛行機でビュ~ンと行ってしまえば、着く時間はほぼ同じというのだから何だかなぁと思う。
大宮駅まできた。あぁやっと帰ってきた感じがするよ。おとといの夕方に出て、弾丸ツアーのような行程だったが、無事終われそうだ。普段は大宮駅下車するのだが、今日は贅沢にも東京駅まで乗る。きっぷを有効に使いたかったからだ。大宮駅からはスピードがグンと落ちてしまうのが残念だが、久しぶりにこの区間を新幹線で通る。時間はもう午後10時半だ。そして静かに東京駅に到着した。
まず友人に電話を入れる。モノレールに乗っているというから、あと20分ぐらいかかるか?東京駅に着いたら電話をもらうことにした。次に弟に電話する。既に仕事を終え、八重洲口付近にいるらしい。事情を話すと待ってくれるそうだ。ホントに疲れて帰ってきて車で迎えに来てもらうなんて有り難いことだ。
やがて電話が鳴り、友人と合流できた。車に乗り込み池袋駅まで送る。彼は本当は長野の人間だが、奥さんの実家が埼玉にあるのでそちらに向かう運びとなっていた。車中で札幌のお土産にラーメンのセットを戴いた。この心遣いが憎い。


やまびこ26号の指定券
中央に堂々と無効印が・・


7.総括
ぐるり北海道フリーきっぷは、使い方によっては本当に安く北海道を回れる貴重なきっぷだった。新幹線北斗星の個室も使えるし、特急にも乗り放題だし。5日間有効なので時間があればもっと色々と回れるはずだが、生憎とそんなに暇をもらえない。正味2日半しか使えなかったのがなぜかもったいなく感じたモトは取れてるのにね。
今回は一ヶ月前から綿密に計画を立て、その通りに実行できたことに至上の喜びを感じる。大きなトラブルもなく、結婚式という義理も充分果たせた。ただ懐は夏間近というのに寒いものとなってしまった。このあと暫くは経済的に尾を引きそうだ。
でもやっぱり北海道に渡るには飛行機かな。早く新幹線が北海道まで届きますように。

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