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旅の行程


H14/11/13 日帰り


 08:10発   羽田空港   JAS 291便  [10A]


 09:25着
[      ]  広島空港   空港連絡・芸陽バス
 09:51発


 10:10着
[      ]  白市      山陽本線 普通列車 [4両]
 10:31発


 11:11着
[      ]  尾道      山陽本線 普通列車 [4両]
 12:41発


 13:00着
[      ]  福山    中国バス しまなみライナー
 13:15発


 14:53着
[      ]  今治      しおかぜ13号  [自由席]
 15:27発


 16:02着
[      ]  松山     伊予鉄道 市内電車
 16:30発


 16:50着
[      ]  道後温泉  伊予鉄道 市内電車
 18:10発


 18:30着
[      ]  松山     空港連絡リムジンバス
 18:45発


 19:00着
[      ]  松山空港   JAL 168便  [16A]
 19:55発


 21:15着   羽田空港


  山陽本線(白市~尾道)乗車券 ¥740
  山陽本線(尾道~福山)乗車券 ¥400
   しまなみ海道・中国バス (福山~今治) ¥2,400
   しおかぜ13号 (今治~松山)乗車券 ¥920
   しおかぜ13号 (今治~松山)特急券 ¥510
  伊予鉄道市内電車一日乗車券 ¥300
   空港連絡芸陽バス (広島空港~白市) ¥380
   空港連絡リムジンバス (松山~空港) ¥300
   JAS 291便 (羽田~広島)ウルトラ割引 ¥9,400
   JAL 168便 (松山~羽田)バーゲンフェア ¥9,400
  


1.旅の計画・準備
平成14年もあと僅か。12月に入ると仕事が忙しく、とてもじゃないけれど旅に出られない。今年も色々と出向いたが、掉尾を飾る旅はどうしよう。都合良く、11月にも航空会社の割引運賃設定期間がある。それでもちょっと値は張るが、出かけられない12月分を合わせて航空機で日帰りを計画してみた。
この1年を振り返ると、四国にだけ行ってない。というか四国に行ったことがない。それならここは是非四国に行こう。早速時刻表を調べる。四国には空港が各県1つ、計4つある。どういう組み合わせがベストか考える。すると意外な実態が明らかに。羽田四国各空港を結ぶ路線は、なぜかいずれも往路の朝は遅く、復路の夜は早い。日帰りで考えているので、これでは実質滞在時間が短くなる。しかも空港から市街地までの移動も時間を食うところが多い。こりゃ参った。
そんな中、目についたのが松山空港だ。市街地からも近く、最終便も比較的遅い。帰りに利用することに決定。さて、行きはどうする。この季節は割引きっぷ適当なものがない。四国も充分に鉄道網が張られていて、18きっぷシーズンに行こうと思えばいけるのに、わざわざ正規運賃払って乗るのも何だかな~と思ってしまった。
普段はただ列車に乗るだけの行程だけど、今回は観光も組み入れてみよう。そして発想の転換。山に向かうのに何も四国内からアプローチしなくてもいいんじゃないだろうか。松山の対岸、広島から話題のしまなみ海道高速バスで行くとどうなる?。再び時刻表を調べる。
結果、しまなみ海道を行き来するバスは時間1本はある。時間も適当で申し分ない。これは楽しいルートが出来た。列車から少し離れて、今回は見る旅を実践することにした。


2.広島空港
国内に大手航空会社は3社ある。各社、割引運賃が花盛り?で、設定期間内は正規運賃の半額並なんてのもある。少しでも安く旅したい私のような乞食には、ダボハゼの如く飛びついてしまう。むしろ正規運賃で乗るなんてアホらしくなってしまい、旅をとりやめてしまうぐらいの感覚だ。
今年もJALANAと割引運賃で乗ったので、最後にJASを選択。しかし広島空港行きJAS便の一番機は比較的遅い。むしろ四国各空港へ向かう一番機の方が早い。計画段階での懸念と思いっきり矛盾している。今思い返せば自分でも何で?と思うが、ただ単にJAS機に乗りたかっただけというのが真相だ。アホですね。
羽田空港では航空機までバスで移動。サテライトから乗ったためしがない。トホホ。しかし今日は何とバスの中で有名人?に遭遇。日本テレビ進ぬ電波少年に出演していた坂本ちゃんなる芸人さんが、乗っていた。マネージャーさんらしき人と一緒だった。声かけてみようかと思ったが、回りは誰も騒いでいないし、失礼だがそれほどオーラも感じられない。ということでスルー。ごめんなさい。
羽田空港を離陸。乗客は多めで、8割ぐらいの搭乗率か。11月の乾燥した空気は下界をくっきりと写してくれる。嬉しいことにこの機は富士山の真上を通過してゆく。真上から富士山を見られるなんて感動ものだ。やはり芙蓉の高嶺は上から見ても堂々として美しい。涙すら出てきそうなほど心打たれる。振り向いても見えなくなるまで視線は釘付けだった。
その後、名古屋京都大阪など上からくっきりと見て取れる。何度か航空機に乗っているがこれ程良く見えるのは初めての体験だ。地図帳通りの海岸線、河川の蛇行、時折新幹線と思われる列車が移動してゆく。時速300km弱の新幹線をもってしても、空から見るとのんびりと見えるところが何とも言えない。
中国地方にさしかかり、瀬戸内海の島々がたくさん見える。どれが何という島か全く判らないが、どの島も意外に標高がある。平らな島なんて無い。これも上から見ないと感じられないのだろう。あと、中国山地には小さなため池も多い。
高度が下がってきて、よりはっきり景色が見える。島と島をつなぐ橋が何本も見えた。あれが今日行くしまなみ海道か。確かに、島と島の間隔が狭く、ここを橋で繋げようと思うのは自明かも。でも思うのと造るのでは雲泥の差。簡単じゃないのは判る。本当によく造ったものだ。
広島空港は山の中にあるようだ。森の中から急に台地が現れた感じで着陸。空港を出てバス乗り場へ。県内様々な方面へ向けバスが走っている。大半の客は広島駅行きに乗る。しかし私は最寄り駅であるJR白市駅行きの路線バスに乗る。普通の乗合バスで、あれだけ乗っていた航空機の乗客の内、僅か10人程度。そのうち無くなるんじゃないかと余計な心配をしてみる。
バスはずっと下り坂の連続。途中、バス停があるがほとんど通過。というか、バス停を置く必要があるのかどうか疑わしいところもある。特に大きな集落がある訳でもなく20分ほどで白市駅前に到着。安い上に、早く鉄道に連絡できるのでこのバス路線は非常に有用だと思わざるを得ない。
  リンク→広島空港
  リンク→芸陽バス


JASの搭乗半券
 
富士山を上空より撮影
何と美しい山でしょう 涙が出ます


3.山陽本線
白市駅から山陽本線を使って尾道駅へ移動する。白市駅にはタクシーも何台か止まっていて客待ちをしている。そんなに客数の多い駅には見えないのだがね。山陽本線の上り普通列車はこの白市駅止まりの列車がやけに多い。データイムはこの先三原方面へは30分に1本程度しかない。そんなものかね?。
白市駅三原までの切符を購入。本当は福山まで買いたいが、距離が足りなく(100km以下)、途中下車出来ないため、分けて買うしかない。損した気分。ホームにはちょうど広島行き普通列車が出るところ。所で今日はJR西日本伝統?の保守点検日。路線によって日取りは異なるが、この区間はまさに今日のようだ。この列車のあと、3本運休し、再開は約1時間後。それを知ってか、あわてて列車に乗ろうとする老婆の姿あり。跨線橋を渡らねばならないのでしんどそう。それでも見捨てる訳にもいかず、発車時間を過ぎてはいるが、乗車を待つ。普通列車発車後、知らずに普段通り駅に来たご婦人は、1時間も待たされることにあっけにとられていた。お気の毒。
上り方面の運休は2時間後なので、まだ大丈夫。きちんと定刻にやってきた。白市駅から三原駅の間はちょっとした山を越える。なるほどこの区間、本数減になるのもわかる気がする。列車は山間部を右へ左へカーブしながら川沿いに進む。三原駅を過ぎると今度は海を臨みながらの走行。しかし反対側は山裾で平らなところが狭い。そんなところを選んで進む。
尾道駅で下車。ちょっと観光。これは今までになかったことで、我ながら自画自賛。尾道駅前は綺麗に整備されていて、さすが観光地といった趣がある。映画の舞台に設定されることが多いため、街全体がそれをウリにしている。左手にアーケード街があり少し散策。しかし平日ということもあり、シャッターの閉まった所も多い。
駅のすぐそばに渡し船乗り場があった。すぐ向かいの向島へ行くようだ。驚くことに車も2~3台積める。しかも見ていると何だか無造作に乗り降りしている。普通、フェリーなんかに乗る時、書類など書かなければならないがそんなのもなさそう。おおらかだなぁ。
尾道駅前から観光レトロバスが出ていたので乗ってみる。一周約25分、料金190円(通し)。木目調の椅子がランダムに配置されていて、観光名所を巡ってゆく。ただ、乗客は僅か4人。もちろん通しで一周したのは私だけ。下車して観光しようにも時間が無くて断念。こんな所でも時間貧乏。
駅前の小さなラーメン屋で尾道ラーメンを食す。平らな麺と豚の背脂が特徴だ。おいしかった。福山までの切符を買って列車を待つ。出発すると右手に大きな橋が見えた。これから行くしまなみ海道の入口だ。向島まで橋が架かっているのだから、先ほどの渡し船は必要あるのだろうか?。それでも利用が後を絶たないのは、それ以上に利便があるからなのでしょうか。
  リンク→JR西日本広島支社
  リンク→尾道市 (アクセス情報にレトロバス案内あり)
 

4.しまなみ海道
福山駅に降り立つ。学生の頃、一度だけここ福山に来たことがある。部の渉外活動だったので観光は出来なかった。それどころかどこをどう巡ったのかも覚えていない。ただ、鞆の浦(とものうら)が読めなかったのだけは鮮烈に覚えている。ついでの記憶で、その時は新幹線に文庫本を忘れ、届け出たが結局戻ってこなかった。大事にしていた四葉のクローバーの押し花も一緒に消えた。あ~あ。
駅前バスロータリーの券売所で今治までの乗車券を買う。満員だったらどうしようと思っていたが杞憂に終わった。観光バス仕様の中には十数人のみ乗車。スカスカ状態。ここ福山のバスロータリーからは遠距離路線も走っているようだ。東京行きなんてのもあり、どれだけ需要があるのか知りたいものだ。何時間かかるんだろう?。
実はバスは尾道駅からの路線もあるのだが、適当な時間帯の設定が無く福山からの乗車に切り替えたのだった。(※注 尾道~今治線はのちに廃止になりました。)定刻にバスは出発。順調に進むと思いきや、いきなり国道2号線で渋滞に巻き込まれる。あろうことか工事で片側交互通行だ。思いの外時間がかかり、早速20分押し。こりゃ今治駅での接続がヤバくなる。何とか回復してくれ~。
やっと渋滞を抜け、しまなみ海道に入る。先ほど見た向島へ向かう橋にさしかかる。思いのほか高い。高速道路上の所々にバス停があり、少しづつ降りていく客もいる。しまなみ海道は高い位置を保っており、島々の集落ははるか下の方に見える。なるほど、この道路を造る時、島々の人はただ通過するだけの道になってしまうのではないかと懸念したようだが、あながち間違っているとは思えない。
それにしても目線が高いから良い景色が存分に拝める。これは最高に贅沢だ。因島生口島と渡ってゆく。この辺は島の間隔が狭く、橋も比較的短め。でも船を通すためかやはり橋は高い。次の大三島では結構降りていって、とうとう残り4人までになってしまった。もう貸し切り状態。気になる時間はまだ15分押し。ちょっとしか回復できてない。美しい景色とは裏腹に、時間のことが気になって仕方ない。
バスは、天然塩で有名な伯方島大島と抜け長い長い橋にさしかかる。対岸にはコンビナートが見え、工業地帯の雰囲気がある。そこに今治がある。段々近づいてきてついに四国初上陸。やりました。
あとはもう早く今治駅に着いてくれ。時間は10分押し。もうちょっとだ。しかし市街に入るともうスピードは出ない。そしてついに今治駅に着いたとたん、高架の上を乗車予定の普通列車が無情にも出発していってしまった。あぁ、もう!。ツイてないなぁ。そしてバスを降り、四国への第一歩を踏む。しかし気分はどんよりで嬉しさのかけらも無かった。
  リンク→中国バス
  リンク→しまなみ海道観光マップ


5.予讃線・しおかぜ13号
松山までの普通列車を逃してしまった…。不可抗力だとしても悔いが残る。あと5分、いや3分早ければ…。しかし、バスが遅れるなんて織り込み済み。もともと普通列車との接続が時刻表通りだと8分しかなかった。バスからすればこのぐらい遅れのうちに入らないと言われそう。そして、普通列車も当然ながらバスの接続など待つハズもない。
でも大丈夫、ちゃんと保険がある。後続の特急しおかぜ13号だ。更にその5分後には、追っかけの普通列車もある。今日は通常の運賃をキチンと払わねばならない旅なので、特急列車の乗っても普通列車に乗っても運賃は同じ920円。特急料金も短距離のうえ、自由席なので510円。いくらケチでもこのぐらいなら迷わず特急を選ぶ。しかも松山駅までの間に先ほど見送ってしまった普通列車を追い抜く。ヨシ!
窓口で切符を購入。待つこと暫し、しおかぜ13号がやってきた。乗客も少なく、どこでも自由席だ。車窓から先ほど通ってきたしまなみ海道の橋々が連なって見えた。今治駅付近は高架だったが、市街を抜けるとすぐ地上に降りる。今治は何気に工業地帯だ。いかつい工場があちこちにあり、白煙も見える。
波方駅で上り普通列車と交換。といってもこちらは通過するだけ。何てったって特急列車だもんね。続いて伊予亀岡駅では特急列車同士の交換。嬉しいことにこちらが止まらずに通過。ちょっと優越感。更に次の菊間駅でも普通列車と交換。かなりの頻度で交換する。単線では厳しかろう。
菊間駅付近からは海が更に近づいてくる。お天気も上々だし、瀬戸内海がとっても綺麗。車掌さんが回ってきて検札してゆく。ここで何故か特急券を回収していった。こんな事ってあるのか?。記念に持ち帰りたかったが、何も言えなかった気の弱い私。
粟井駅でまたまた普通列車と交換。そしてついに堀井駅先発の普通列車を捲る。バスが時間通りに着いていれば乗っていたはずの列車を抜く。何とも痛快だが、複雑でもある。少しづつ住宅が増え、やがて終点松山駅に到着した。
同じホームの前方に宇和島方面の特急宇和海号が止まっている。乗り継ぎといえば対面が基本だと思っていたのだが、同一ホームとは思わなんだ。そういえばやけにゆっくりと入線するなと思っていたが、こういう事なら納得だ。ゾロゾロと乗り換える人々を見送り、改札口へ向かった。特急列車だと往々にして改札口と直結したホームから発着するケースが多いが、このしおかぜ13号も多分にもれず、そうであった。
  リンク→JR四国


伊予鉄道市内電車1Dayチケット  車内で販売 300円
乗車日を削って使います  これは平成14年11月13日


1Dayチケット裏面には分かりやすい路線図があります
拡大図(pdf)はこちら→ 市内電車・ループバス路線図


6.伊予鉄道・道後温泉
松山駅の改札口で切符を渡す。特急券のことには特に触れられなかった。チェックされると面倒だなと思っていたがスカされた。さて、帰りの航空機の時間まで暫くある。この時間を利用して道後温泉へGO!。まずは空港行きリムジンバスの時間の確認。一応調べておいたが、実際の確かめておかないと気になる。駅前のバスプールで時刻を確認。18時45分が最終か。
道後温泉へは路面電車で向かう。松山駅前のわかりやすいところに電停があり、そこへ行こうとした。が、交通量の多い道路の真ん中にあり、無理して渡るのは危険。目の前にあるのに行けないもどかしさ。渋々地下道を通って電停にたどり着く。
道後温泉まで運賃は150円。帰りも乗るから合計300円。でも市内電車1dayチケットも300円なのでそちらを選択。乗車記念にもなるしね。電車はちょうど行ってしまったので少し待つ。次に来た電車は松山市行きなのでNG。結局10分ほど待ってしまった。
松山駅前を曲がって少し進むと大手町電停。ここは鉄道線と直角に平面交差する全国でも珍しい所だ。路面電車も待つ踏切がある。乗ったままなのでどうなっているか判らないが今度訪れた時に確かめてみたく思う。電車は道路上を信号に従いながら進む。ゆっくり走るが右折や左折も多くてダイナミックだ。
松山城のお堀端に出た。この辺が松山でもっとも賑やかな中心街のようだ。歴史の古い街はJRの駅前より少し離れたところの方が栄えているケースが多々見受けられる。松山市もそうであった。電車はそんな中心街を横目に見ながら進む。交通量も多く、並走する自動車や前を突然横切る自動車など見るとチト怖い。
上一万電停でレールが左右に分かれた。道後温泉へは右に進む。しかし路面電車の進路決定ってどうなってるのかな?。疑問に思う。今度調べてみよう。それから電車は程なく道後温泉電停に到着。この電停だけは道路上になく、駅舎らしいものもあった。
だいぶ暗くなってきて、もうすぐ夜が始まる。道後温泉は超有名な温泉ゆえ、観光客や宿泊客がいっぱいいた。道は狭いが大型観光バスが何台も通る。角で曲がりきれない観光バス発見。ガイドさんが誘導していた。お土産店もたくさん並んでいて、あちこちで呼び込まれそうになる。
電停からゆっくり歩くこと4~5分、道後温泉本館へ到着。いにしえの趣があり立派だ。さすが重要文化財。さて、利用するのに色々とランクがある。最高の区分は3階の個室に案内されるものだが、そこまでしなくても良いのでその一つ下、霊の湯(たまのゆ)2階席なるものにした。折角来たのだから少しだけ贅沢。
入口を入り、絨毯の色を目安に広間へ。休憩室では昔は美人だったと思われる仲居さん付き。テーブルに導かれ、お茶やお菓子などの施しを受ける。部屋には数名いるだけで、どちらかといえばすいていると思われた。浴衣に着替えていざ湯船へ。
急な階段を下りて、霊の湯へ。この霊の湯へは2階の広間からしか行けない構造になっている。中に入ると荘厳な石造りで贅沢。明治大正ロマンが体験できる感じ。湯加減も丁度よく、今日の疲れが吹き飛ぶ。あぁ極楽。入浴客は多くなく、ゆったり出来た。いちおう、1時間の制限があるので時間を見ながら湯船につかる。
のんびりしている時間なんてあっという間に過ぎるものだ。もう帰らねば。仲居さんに一声かけて広間を後にする。霊の湯2階には又新殿という、皇室専用の浴場があり、見学できた。もう、凄いの一言。他にも神の湯というのがあるらしいが、時間が無く入浴は諦めた。帰り際にちょっと覗いてみたら霊の湯より広い感じだった。
  リンク→伊予鉄道
  リンク→道後温泉本館


道後温泉本館正面
重厚な造りで立派です
 
道後温泉電停前に
仕掛け時計がありました


7.松山空港
道後温泉を後にし、再び市内電車松山駅へ戻る。空はもう真っ暗だがここはさすがに大都市、電気が明るい。市内電車はどんなに待っても10分と待たないので大変重宝。時間の計算が出来て助かる。
松山駅前に到着。地下道を潜り、とりあえず駅へ。構内の売店を見回すが、荷物になると思いここではパス。当たりだけつけて空港で買おうと思う。先ほど調べたバス停まで行き、ベンチに座って到着を待つ。空港へはリムジンバスの他に普通の路線バスもあるようだ。値段は同じみたいだが、時間がかかるのでリムジンを選ぶべき。
青い車体のリムジンバスが来た。乗客は僅か10人程度。このバスは東京行き最終便に接続するからこんなモンか。バスは予讃線をアンダーパスし、駅から離れてゆく。広い通りなので交通量も多い。目の前に立派なトンネルが現れた。潜るとそこはもう松山空港だった。これは近い。いいぞ松山空港。市街から近くてアクセス便利。四国の重要な窓口になりうるな。
空港に入り、まずチェックイン。それからお土産を物色。しおかぜ13号の車内広告に栗タルトの紹介があった。ナントカ賞で金賞受賞とか書いてあった。どんなモンか見てやろうと思い、それを売店で発見。なるほど確かにうまそう。広告打つぐらいだからハズレはないだろう。1本買ってみる。他にも坊ちゃん団子とか。お菓子ばっかりだな…。
それにしても最終便が早すぎる。もう1時間ぐらいあとにならんかね。ま、愚痴を言ってもしょうがない。JAL168便羽田行きはほぼ定刻に離陸。松山上空で大きく旋回し、一路東へ。今日は夜まで晴天で、下界がよく見える。連なる灯りから今どの辺を飛んでいるのか推測してみる。身に覚えのある地形だったり、全く見当もつかない所だったりして楽しい。真っ暗なところは海だと思っていたのが、実は山だったりして。
行きに比べると気流の関係で帰りは速い。高度が下がってもう着陸態勢だと。大都会東京の街は明るい。明るすぎる。ランディングはA滑走路南から。静かな着陸でした。案の定、バス到着ロビーへ移動。一度、サテライトへ降りてみたいなぁ。
  リンク→松山空港
  リンク→御栗タルト(栗タルトのハタダ)


道後温泉電停近くに
坊ちゃん列車が展示されていました
 
JALの搭乗半券


8.総括
今回の旅は、ちょっと毛色が違い、あまり鉄道はメインではありません。その分、色々と立ち寄ることも出来て、こういう旅も良いものだなぁと再発見出来たような気がした。今後はこんな旅もアクセント程度に組み込んでいきたいと思う。
瀬戸内海は穏やかで本当に美しい海。11月だというのに寒くなく、歩き回るのには大変いい日でした。天気にも恵まれ、こんなに気持ちのいい旅は滅多に無い。今年最後の旅がいい気持ちで終えられたことにホッとしている。又来年、色々と出かけたい気分を後押ししてくれるでしょう。
今回の旅は、ほぼ予定通りの完璧なトレースが出来て、大変満足。バスの遅れは想定内ゆえ、ご愛敬程度の瑕疵。問題ない。
うちに帰って御栗タルトを食す。うまい。これはうまい。特に母が気に入ったらしく、後日お取り寄せまでした。それ以来、我が家にはカタログが届く。


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