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旅の行程


H15/1/7~8 夜行日帰り


 23:43発   東京  快速 ムーンライトながら号 [1号車13C]


 06:56着
[      ]  大垣      東海道支線 普通列車 [2両]
 07:25発


 07:31着
[      ]  美濃赤坂   東海道支線 普通列車 [2両]
 07:34発


 07:41着
[      ]  大垣      東海道本線 普通列車 [4両]
 08:12発


 08:47着
[      ]  米原      北陸本線 普通列車 [3両]
 09:05発


 11:02着
[      ]  福井      北陸本線 普通列車 [3両]
 11:33発


 12:49着
[      ]  金沢      北陸本線 普通列車 [3両]
 13:27発


 14:24着
[      ]  富山      北陸本線 普通列車 [3両]
 15:07発


 17:00着
[      ]  直江津      北越急行線 普通列車 [2両]
 17:08発


 18:32着
[      ]  六日町     上越線 普通列車 [3両]
 18:53発


 19:53着
[      ]  水上      上越線 普通列車 [4両]
 19:55発


 20:57着
[      ]  高崎       あかぎ12号  [自由席]
 21:05発


 22:16着   赤羽


   青春18きっぷ  一回分
  ムーンライトながら号 (東京~名古屋)指定券 ¥510
  JR線追加分 (池袋~横浜) ¥620
   北越急行線 (犀潟~六日町) ¥950
   あかぎ12号 (高崎~赤羽)乗車券 ¥1,620
   あかぎ12号 (高崎~赤羽)特急券 ¥900



1.旅の計画・準備
平成15年、幕開けの第一発目。ムーンライトながら号で出向き、北陸本線を走破し、上越国境を越えて帰ってくるという大周回ルートを計画。ほぼ一日中乗ってばかり体力消耗戦に挑む。
青春18きっぷは年3回の設定。そのうち春と夏のシーズンはなんとか5回分消化できる。しかし、シーズンだけはいただけない。12月から使えるというのに、歳末の仕事の都合からどうしても12月には旅に出られない。正月明けも何かとせわしなく、1月20日までの間に使えてもせいぜい2回まで。必ず3回以上余ること必至。
それでも安く旅には出たい。1ヶ月以上も気持ちを抑えているのでもう爆発寸前。じゃあどうする?。無駄を承知で18きっぷを買うか?。否、ここは賢く金券ショップオークションを使う手もある。しかし一番のオススメは交換掲示板である。有名どころでは夜行快速列車というサイトかな。売るにしろ買うにしろ、色々な情報が持ち寄られる。基本的にメールでのやりとりになるので、騙されないよう注意を払う必要はあろうが、おしなべて皆行儀が良いとの評判はある。
私も今回はここで2回分の18きっぷをゲット。しかも貴重な赤い18きっぷだった。これには意表を突かれた。初めて見る常備券。これが定価(1回分2,300円相当として×2)と送料のみで手に入った。正味5千円といったところ。何という幸運か。感謝感謝。
ちなみに交換掲示板売ると書き込むと、かなり問い合わせが殺到するようです。私は使った券を手放したくないので売ることはありませんが、拘らない人は売る方が優位に立てるようです。ただ、ここに集う方々は親切な方が多く、ほとんどが定価近くで売買できているようです。しかし絶対ではないので、利用の際は自己責任で。
  リンク→夜行快速列車 (有益な情報満載、おすすめサイトです)


赤い青春18きっぷ サイズもでかい


2.ムーンライトながら号
4度目のながら号。いつものように東京駅へ向かう。東京駅へ行くにもいつも同じ電車。変わりばえがしない。ただ、この季節に乗るのは初めて。まだ正月ボケの残るこの時期、いつもより酔っぱらいが多い感じがする今日この頃。
このところ禁煙車の通路側を選択することにしている。しかしもうやめだ。今日の1号車は若者が多く、女性も多かった。するとどうだ、あちこちでペチャクチャペチャクチャうるさいったらない。仲間内で深夜に移動するなんてそうそう無いからだろうが、テンション上がりっぱなしで本当にウザい。周りのことなんか目に入らないのだろうか、自分勝手な振る舞いに辟易する。
車掌さんに一応注意してもらうようお願いするも、暫くすると元通り。ただでさえ慣れなくて眠りづらいのにお喋りとのダブルパンチでため息漏れちゃう。それでも小田原駅を過ぎると喋り疲れたのか、段々と静かになってきた。その小田原駅では今日も長蛇の列。後ろの方は凄そう。そっちもそっちで何かと厄介だな。
浜松駅豊橋駅でいつものように外に出て一服。外は風も強く寒い。停車中はドアを閉めてはいるが、出入りのたびにチャイムが響いてうるさいのと、寒風が吹き込んできて車内が冷えてしまうのとで落ち着いて休めない。本当にながら号とは相性が悪い。全然慣れない。
名古屋駅に到着。いつもと違うのはまだ外は真っ暗なところか。全然日が明ける様子もない。それでも人の出入りはいつもと同様、入れ替わりは多い。15分ほど停車するが、ここで席を離れてしまうと狙われるのでじっと待つ。
名古屋駅を出発。ちょっと行ったら新幹線が追い抜いていった。列車は各駅に停車しつつ人を乗せてゆく。降りる人は少ない。段々外が白んできてようやく朝になりかけてきた。岐阜駅に到着。以前乗った高山行き普通列車を見かける。空席も見えるが、この列車からの乗り換えで席は埋まるはず。
さて、ながら号で初めて岐阜駅以遠に乗車する。といっても大垣駅まではあと僅かだ。列車はながら号の由来となる長良川を渡り、大垣駅へ到着した。立ち客もいっぱいいる中、ドアが開くと一斉に駆けだしてゆく。隣のホームにある乗り継ぎの網干行き普通列車へ向け階段を駆け上がる。車内から見たところ、ガラガラだったのでそんなに急ぐことも無かろうと思うのだが、人をかき分けて進むその姿はさもしいの一言に尽きる。あと、大垣駅の構造も問題だ。連絡橋が1つしか無く、どうしても集中してしまう。せめて対面乗り換えならばと思う。
  リンク→JR東海


相変わらずの ながら指定券


3.東海道本線赤坂支線
いずれその網干行き普通列車に乗る機会もあると思うが、今回は美濃赤坂駅へ向かうためここで暫し待機。色違い車が混じった不格好の113系をホームで見送る。先程までガラガラだったのだがさすがに全ての席が埋まった模様。でも立っている人は前の方の僅か。そんなに急がなくても座れるじゃないか。もっと余裕を持ち給え。
美濃赤坂行き発車まで少し時間があるので、駅前を散策。朝のラッシュが始まりつつあり、人の流れが絶えない。しかしまあ、ながら号終着駅でもなければここに降りることもなかったろう。この駅と毎日毎夜東京駅と繋がっているかと思うと不思議な縁を感じる。
美濃赤坂行きの列車は、上りホームの切り欠きから発車する。ホームで佇んでいたら、下りホームの先っぽに近鉄の列車がゆっくりと入線してきて、大勢の乗り換え客を吐き出した。そしていよいよ、美濃赤坂駅へ向け発車。乗客は10名程度。朝の時間にしては寂しすぎるほど乗ってない。
列車はとりあえず本線上を走る。左手の留置場に今朝乗ってきたながら号がいた。このあとライナー号になって名古屋方面へ行くはず。JR東海の特急車両は運用が忙しい。車掌さんが切符を回収しにやってきた。この人数だと18きっぷを見せるのが少し心苦しい。
列車が減速し、上り線に渡った後すぐまた右へ大きく分岐すると荒尾駅だった。すぐ後ろに本線が走っているが、そこには駅はない。誰も乗降せず発車。そして終点美濃赤坂駅に到着。大垣駅から5~6分だった。
美濃赤坂駅は広い構内を持つ。しかし乗降ホームは1面しかない。貨車が点在していて、貨物駅の雰囲気を醸し出してはいるが操業している感じはしない。ホームには学生が十数人待っていた。一旦下車しホームを出るも、折り返しが3分後なのですぐ戻る。まさにトンボ返り。見回す余裕もない。1本見送りたかったのだが、あとの予定がキチキチなので又の機会としよう。今度は西濃鉄道貨物線も訪ねてみたいし。
折り返しの大垣行きは行きと違って学生で賑やかだ。車掌さんが切符を売りに回ってきたが、目と目の合図でスルーしていった。荒尾駅で出発信号を待ってスムーズに本線と合流。再び大垣駅へ戻ってきた。さあ今度は関ヶ原越えだ。これから乗る普通列車米原行き大垣始発なので、まあ座れる。しかしこの列車の前は、朝だというのに40分も前だからえらく混む。早めの乗車が吉。
先ほどの留置場にはもうながら号はいなかった。きっと名古屋へ行ってしまったのだろう。そして荒尾駅を右に見ながら本線を進む。すると美濃赤坂方面とは別にもう1本、右へと続く線路あり。下り線専用の迂回線だ。今となっては特急列車貨物列車しか通らないという。18きっぱーには縁のない線だろう。道中、新垂井という駅もあったようだが、いつの間にやら廃駅になっていた。知らなかった…。
垂井駅の先は、さすがに少し勾配がきつそう。もう雪が降ったのか、あちこちに積もっていた。そして、再び迂回線と合流すると関ヶ原駅に到着。ここが天下分け目の関ヶ原か。こんな山の中でよく戦ったものだ。近くにあるというので、いずれ古戦場を訪ねてみたい。
列車は岐阜県を越え滋賀県へ。すると、通路を隔てた隣の席で耳障りな音が…。どこぞの馬鹿女がマナーモードもせずにメール打ちに夢中。キータッチの音が不愉快に響く。それが米原駅まで続くものだから頭に来て、さっきからピコピコうるせえんだよ、バカアマっこ。マナーも悪いし頭も悪いと人目も憚らず罵ってやった。馬鹿女は目を白黒させたようだが、無視を決め込んでそそくさと人ごみの連絡橋に消えていった。


4.北陸本線西寄り (米原~金沢)
全く、アホ女のせいで、景色を楽しむどころじゃ無かった。ここでイライラしていて冷静じゃいられなかったのが災いする。といっても大したことじゃないが。
米原駅に着くと、8時38分発の北陸本線普通列車敦賀行きが出発せずに抑止していた。しかも食パン列車419系。いるはずのない列車がそこにあるのが咄嗟に理解できなかった。あーとうしようかなー乗っちゃおうかなーと思っていたら目の前で発車していってしまった…。あれれれ、まごついてたら乗り遅れてしまった。
何で遅れているのかは判らなかったが、その事で結構混み合っていたし、何れにしろ次に乗る列車に接続するので大したショックではない。勿体ないとすれば、419系の乗車機会か。と思ったら、やってきたのも419系。しかも元来の先頭車で。うはは、ラッキー。
独特の雰囲気のある419系電車。折りたたみの狭いドアに、小さくて汚れの目立つ窓。無駄に天井が高いわりに、容量のない乗車スペース。北陸本線普通列車じゃなければ味わえないこの空間が、たまらなく好きだ。この先何度も乗車できないだろうから、乗り合わせた特は存分に楽しみたい。
列車は定刻に出発。今度は遅れ無し。さっきのは何だったんだ?。琵琶湖東岸を北上。長浜駅のさきでデッドセクション通過。右手には伊吹山が雪を頂いてる。木ノ本駅あたりまでは街並みも整っていたが、とたんに寂しくなりトンネルへと入ってゆく。そしてトンネルを抜けると左から湖西線が合流。近江塩津駅に到着。前回訪れた時は真夏だったので景色は一変、今日は真っ白な雪の中だ。そしてまた新疋田駅のループ線じゃない方を抜けて敦賀駅へ向かった。
敦賀駅で20分弱停車。特急列車の待避も兼ねる。もう間もなく電化されて生まれ変わる小浜線の普通列車も入線してきた。その他、この時間帯は上りも下りも列車が無く、ホームは閑散としていた。まだ10時だというのに…。
時間になって、敦賀駅を出発。すぐに長い長いトンネルに突入。山を安全に越えた。武生鯖江など耳にしたことのある駅を通り、1時間ほどで終点、福井駅に到着。
福井駅に来たのは初めてであった。東京からだとなかなか来づらい所である。ここで30分ほど接続待ち。改札を出るとかにめしの誘惑が…。思わず購入。次の列車内で食べよう。ここはまさに越前ガニの産地。他にも永平寺東尋坊といった観光名所も多く、いずれゆっくりと散策してみたいものだ。今日も時間貧乏ゆえ、駅前のみで福井に来た気になるしかない。
サンダーバード11号の追っかけで、金沢行き普通列車が出発。今度は普通の413系。ま、この方が乗りやすいかな。福井駅をちょっと行ったところで、営業休止中京福電気鉄道線の車両が雪まみれで放置されているのを発見。当然、線路も架線も雪をかぶってひどい感じ。事故を起こしてしまい仕方ないとはいえ、このまま廃線の道を辿るのか、劇的に復活するか。私としては是非とも復活してもらいたいものだ。
九頭竜川を渡り、次の森田駅は図らずも今回入手した赤い青春18きっぷの発行駅。去年暮れにここで売られたきっぷが、何の因果か巡り巡って私の手許にある。時刻表によるとこの駅はみどりの窓口がないから、駅業務を委託された人が赤い18きっぷを売っているのだろう。兎にも角にも貴重なものには違いない。
芦原温泉駅に到着。天下に轟く名湯である。もちろん入ったことはないが、機会があれば是非入浴してみたい。温泉街は少し離れたところにあるが、ここからのアクセスで充分でしょう。芦原温泉駅の先は一山越える。雪がどっさりとあって眩しいぐらいだ。
山を越えると越前から加賀の国へ入る。とたんに目に飛び込むのが霊峰白山である。それはもう立派な山容で言葉では表せない。加賀の人々は毎日白山を拝める幸せを感じながら暮らしていることでしょう。今日は快晴で空も青く、白山がより白くでかく感じられる最高の眺めでした。
路線が高架に代わり、小松駅に到着。小松空港の最寄り駅だ。人の出入りも多く、駅前は賑やかな感じがした。ようやく海が見えてきた。敦賀駅からずっと海から離れていた。しかしそれも束の間、また海から離れていった。そして終点、金沢駅に定刻に到着した。ここまでの間、特急列車には追い抜かれなかった。
  リンク→JR西日本金沢支社


419系電車 敦賀駅にて


5.北陸本線東寄り (金沢~直江津)
金沢駅で40分ほど待ち合わせ。北陸本線特急列車での移動がメインで、普通列車は申し訳程度にしか走っていない。仕方ないとはいえ、普通列車だけで乗り継ごうとすると、どこかで必ず待ちぼうけを食らう。ま、もうそんな事にもだいぶ慣れて来ましたが…。
金沢駅は来るべき北陸新幹線の準備のため、駅舎を大幅に改造中。ホームは雪対策のためか屋根があり、昼間でも薄暗いのが玉に瑕か。寒いので白山そばなる立ち食いそばを食す。意外とおいしかった。
黒部行き普通列車が入線してきたので、とりあえず座席確保のため動く。昼下がりとはいえ結構乗車してくる。3両編成のうえ本数が少ないからだろうと予測できる。出発を待っていると、次から次へと特急列車が発着してゆく。金沢駅はとても忙しそうだ。乗り間違えたりする人が1日に何人もいることでしょうと勝手に推測してみる。
定刻になり出発。立ち客もいるほどの乗車率。列車は津幡駅七尾線と別れ倶利伽羅トンネルへ。さすがは雪国、辺り一面雪がどっさり。風で雪が舞い上がったりしてダイナミックだ。その後、淡々と進み高山本線と合流して鉄橋を渡るとお馴染みの富山駅だ。それにしてもこの区間もまた海が見えないところだった。
4度目の富山駅。何だかもうよく知っている駅のように勘違いしてしまいそうになる。乗ってきた列車はここで20分ほど停車してしまう。その代わり富山駅到着2分後に始発の直江津行き普通列車が発車する。先を急ぐ旅なら当然乗り換えるべきだ。しかし、上越国境を越える列車の時間の都合から次発で行っても結局同じ列車となる。ならばここ富山駅で毎回恒例のますのすしを買うため敢えて見送ることにした。
実はこの時間を使って富山港線でもチャチャっと往復できたらいいな~何て思っていたが、乗り継ぎが合わず無理でした。またの機会にするとしよう。ますのすしを買って、ついでに小分けされたのも買って任務完了。
何だか富山駅をあとにすると、もう帰り道の感覚になるから不思議だ。何度か行き来した線路を辿って、東京に戻るだけの寂しい行程に変わってしまう。もうそこには新しい発見目を引く何かを見つけようとする気力すら失われ、ただボーッとしながら時間のみ過ぎゆく。仕方のないことだ。
ホームに戻り15時07分発の列車を待つ。そうそうこの列車は、前回黒部渓谷からの帰りに乗った列車と同じ時間を走る列車だ。ダイヤ改正で少し時間が変わったようだ。前回はなかった泊駅での北越5号との接続待ちがあった。富山駅では結構乗っていた人々も、泊駅を境にめっきり減る。
真冬の16時ともなると、もう日が暮れ始める。日本海へと沈む夕日を拝むのにはもってこいのロケーションとなった。しかーし、この季節の太陽は南に大きくズレているので海に落ちてくれそうにない。折角いい天気なのになぁ。
辺りも暗くなってきたところで、毎度の如く直江津駅ハズレホームに到着。今回も乗り換えの便を考え先頭車両に乗っていた。もう、北陸からの帰り道は体にしっかりと染みついてしまったようだ。


6.ほくほく線と上越線
直江津駅からの帰り。今回はほくほく線を選択。前回信越本線長野回りで帰ったからといった単純な理由だけではない。訳は後述する。跨線橋を渡りほくほく線のホームへ移動。発車まで数分だからもう学生でいっぱい。しばらく立って行くほかないか。
はくたか15号の発車を待って、六日町行き普通列車が追っかけで発車。ほくほく線六日町に向けて乗るのは初めてである。黒井駅を通過し、犀潟駅北陸本線と別れる。驚くことに犀潟駅で学生が結構降りる。おかげで座れたが、1駅だけなら立っていなさい!と思わずにいられない。
もう辺りは暗くなってしまい、雪の白さがかろうじて判るぐらいだ。もっとも、この先トンネルばっかりなので日が落ちても見た目変わらないが。虫川大杉駅はくたか号との交換待ち。相変わらずの遠慮ないスピードに圧倒。雪にまみれたその姿により一層の凄まじさを感じる。
ほくほく大島駅の先、トンネル内で停車。何事かと思ったらトンネル内にある信号所普通列車と交換。これには驚いた。窓ガラスが結露で曇っているのでうすらボンヤリとしか判らなかった。それにしてもわざわざトンネルを広げて信号所を造るなんて、凄いことをするものだな。
長いトンネルを抜け、十日町駅に到着。ここでもはくたか号の交換待ち。十日町駅のホームのない通過線はくたか号が駆け抜けていった。さすがに虫川大杉駅と違ってスピードは控えめだったような気がする。駅での交換は気分転換にタバコが吸えるのでさほど苦にはならないかな。列車に乗ったままだとそうはいかないから、寒くても駅での交換の方が良い。
再び十日町駅を出発。この列車は何ともう1回交換待ちがあった。それもまたトンネルの中だった。トンネル内駅の美佐島駅の先にも信号所があり、そこで停車。しかも今回はさっきよりも長い。かなり長く待った感じがする。ここで長く待つんなら十日町駅の出発を調節すればよいのにと素人考えをしてみる。普通列車の分際で長く待たせるとは何事かと憤慨してしまう。
交換も済み、六日町駅に到着。土日なんかだとこのまま越後湯沢駅まで行ってくれるけど、今日はここが終点。乗り換え客は10人前後。寒い中、皆それぞれの所で上越線上り列車を待つ。六日町駅はお世辞にも賑やかだとは言えない駅なので静けさが余計寒さを倍増させる。
上越線普通列車水上行きがやってきた。そこそこ乗車していてボックス席は埋まっており、ドア脇の2人掛けに座る。この列車は通常、越後中里駅止まりだが、季節延長運転で水上駅まで行く。以前、只見線からの帰りにも使った列車で、冬場は本当に重宝な列車だ。この列車のおかげで直江津駅からほくほく線経由東京安く早く帰ることが出来る。
スキー場のナイター設備宝石箱のようでとても綺麗だ。といっても、あまり滑っている人は見受けられない。越後湯沢駅で大半が降りてしまい、1両に数人のみ残して上越国境を越えることになった。
  リンク→北越急行線(ほくほく線)
  リンク→JR東日本新潟支社


7.上越線・高崎線
越後湯沢駅を出ると、雪の量が桁違いに多くなる。本格的なシーズンはこれからだから大変なことだ。越後中里駅で数人が下車、土樽駅では当然の如く誰も乗降せずにトンネルに突入。今日の後半はトンネルばっかりなのでうるささにもだいぶ慣れた。
列車は水上駅に到着。今回も向かいのホーム高崎行き普通列車が待っていた。乗り換えが本当に楽チン。外は暗くて見えにくいが、温泉街の灯りと雪明かりで雰囲気は良い。しかしそれも大きめの駅の周辺だけであとはもう景色など眺めようもない。
渋川駅を過ぎると大都会が見えてきて、それはもう美しさすら感じる。夜間の上越線上り列車から見る高崎前橋の街はいつみてもうっとりすると同時に、帰ってきたんだと実感する。実際はまだまだ先だけど…。
高崎駅に到着。ここでどういう事か1分違い上野行き普通列車が出発してしまう。この列車と接続を取らないダイヤになっている。これは本当におかしい!。大いに文句をつけたい所だ。次の普通列車まで20分以上待つハメになる。
そこに誘惑の列車が登場。特急あかぎ12号だ。特急券のほか、運賃も別途必要になるが、大きく口を開けた魚の如く、私のような小魚を飲み込もうとしている。この時間の上り方面特急列車なんてガラ空きだ。喫煙車両もついているのでタバコも吸い放題。
乗りたいな~、どうしようかな~、乗っちゃおうかな~、やっぱ止めとこうかな~、ええい、乗っちゃえ!。ってことで誘惑に負け乗り込んでしまった。ここまでケチケチで来たのだから最後までケチを通せばよいのに、最後はどうでも良くなっちゃうのが悪い癖。普通列車で行っても充分余裕があるのにね。ま、疲れも相当溜まっていたのも事実。
それでもやっぱり特急列車は快適。車掌さんから車内で精算。赤羽駅までにした。本庄駅深谷駅と止まって籠原駅乗れなかった普通列車を捲った。これだけでも乗った甲斐があるってものよ。で、熊谷駅を出ると次は大宮駅だ。速さこそ感じないが、車内が静かなことと、タバコが自由に吸えることはありがたい。
驚くことに大宮駅から乗ってくる人もいるのね。さすがにこれは勿体ないと言うべきだろう。わざわざ特急料金払ってまで乗るべき距離じゃないと思うのだが…。そして赤羽駅に到着。今日の旅が無事終わる。まだ22時を回ったところなので余裕を持って家に帰れるが、甘えついでに弟を赤羽駅まで呼び出し、車で帰ることにした。だって本当に疲れ切ってしまったんだもの。
  リンク→JR東日本高崎支社


あかぎ12号の特急券
車内で購入


8.総括
東海道を出発し、北陸上越を回って戻ってくると言う大周回ルートを実践してみた。列車はトラブルさえなければ時刻表通りに走るので、出来ることは判っていたがさすがに疲れた。今回は乗り換えも多く、接続時間も長かったり短かったりと気が抜けない行程で臨んでしまった。
冬の北陸、日本海は絶景だ。今日は晴れていて景色を眺めるのに最高のロケーションだったが、雪が横殴りで降り、荒波が岩を砕く様な状態であったとしても、それはそれと納得していたことでしょう。東北と並んで北陸私の心を強く揺さぶる。何かの拍子で逃げるようなことがあるとすれば、どちらかを探せば見つかってしまうだろう。
東海道から北陸へのルートは近年変わりつつある。次に訪れる時はまた違った行程で行くことになろうと思われる。もっとも今回より不便になることはないはずなので、今度は時間を作って観光も組み入れてみたい。それには特急列車の助けが必要になるかもしれないが。


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