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旅の行程


H14/7/24 日帰り


 05:19発   北朝霞    武蔵野線 普通列車 [8両]


 05:38着
[      ]  西国分寺   中央線 普通列車 [10両]
 05:50発


 06:13着
[      ]  高尾      中央本線 普通列車 [6両]
 06:15発


 09:04着
[      ]  岡谷      中央本線 快速みすず号 [3両]
 09:07発


 09:32着
[      ]  松本      大糸線 普通列車 [2両]
 09:46発


 10:37着
[      ]  信濃大町   松本電鉄 路線バス
 10:40発


 11:20着
[      ]  扇沢      関電トンネル トロリーバス
 11:30発


 11:46着
[      ]  黒部ダム   黒部ケーブルカー
 13:00発


 13:05着
[      ]  黒部平     立山ロープウェイ
 13:20発


 13:27着
[      ]  大観峰     立山トンネル トロリーバス
 13:45発


 13:55着
[      ]  室堂       立山高原バス
 15:00発


 15:50着
[      ]  美女平     立山ケーブルカー
 16:20発


 16:27着
[      ]  立山   富山地方鉄道立山線 普通列車 [2両]
 16:46発


 17:49着
[      ]  電鉄富山   地鉄空港連絡バス
 18:00発


 18:23着
[      ]  富山空港    JAL658便  [21C]
 18:50発


 19:55着   羽田空港


  青春18きっぷ (1回分)
  松本電鉄 路線バス(大町~扇沢) ¥1,330
  関電トロリーバス(扇沢~黒部ダム) ¥1,260
  黒部ケーブルカー(黒部湖~黒部平) ¥840
  立山ロープウェイ(黒部平~大観峰) ¥1,260
  立山トロリーバス(大観峰~室堂) ¥2,100
  立山高原バス(室堂~美女平) ¥1,660
  立山ケーブルカー(美女平~立山) ¥700
  富山地方鉄道(立山~電鉄富山) ¥1,170
  空港連絡バス(富山~空港) ¥400
  JAL658便(富山~羽田) ¥8,350


1.旅の計画・準備
平成14年夏シーズンの一弾目は、山岳観光の超有名地、立山黒部アルペンルートを走破することにした。というのも前回の九州旅行ANAの超割の他にJALのホームページを調べていたら、羽田~富山便就航記念なるキャンペーンを発見。クリックするとなんと8,000円で乗れるらしい。しかも18きっぷシーズンと一部かぶっている。これは使う価値ありと、富山県方面の観光地を探る。時刻表巻頭の地図を眺めると、真っ先に目についたのがアルペンルートだった。
そんなことを考えていると、母がアルペンルートに行くなら私も連れてけという。えぇ?と思ったが、前回父を只見線に連れて行ってるし、むげに断るのも可哀相だ。それに一人で観光路線を回るのも少々気が引けるので、渋々OKする。但し、ハードな行程になるから覚悟して欲しいと伝えると、かつて私は山女だったと信じられないことを言い出した。
しかし、果たして日帰りできるのか?。だいたいこのテのコースは一泊が普通だ。帰りの時刻から逆引きする。するとちょっと忙しいが、始発で出てもなんとかなりそうなことが判った。夜行列車を使えばもっともっと楽なのだが、母を連れてだとやはりキツかろう。ここは無難にしておいた方が吉だ。
航空機のチケットも2枚無事取れて、準備は整った。あとは当日のトラブルとお天気だけが気がかりだ。
  リンク→立山黒部アルペンルート・オフィシャルガイド


2.中央線で諏訪へ
心配していたお天気は上々だ。まずは去年、飯田線に乗ったときと同じ中央線の列車に乗らなければならない。しかしあの時は新大久保駅大久保駅の間を走った。今回は母を連れているので、そんな荒っぽいことは避けなければならなかった。
そこで、武蔵野線だ。武蔵野線なら西国分寺駅で接続できる。しかし大きな問題がひとつ。最寄り駅の始発の下り列車を待っていては間に合わないのだ。東武東上線成増駅まで移動し、成増駅始発の下り列車に乗れば間に合う。これはもう、そうするしかない。早朝、父に頼んで成増駅まで車で送らせる。母からの頼みでもあるので断れない。そんなわけで、今日最大の問題点をクリアできた。あとはもう進むだけ。
朝霞台駅北朝霞駅で乗り換え。早朝とはいえ武蔵野線は混んでいた。そして西国分寺駅でまた乗り換え。前回の教訓から前目の位置に乗車。すると高尾駅で対面乗換の際、楽々席をゲットできた。シーズンだからだろうか、大きなザックを持った中高年の客が多い。皆さん朝からテンション高く、席に座ると早速持参の弁当を食べ始めた。
母に、長丁場なので今のうちに少し寝ておくよう指示する。もっとも言わなくても居眠りし始めたが…。列車は淡々と進む。やはり甲府駅近くではぎっしりになった。まだ7月なので学生さんも多い。それでも甲府駅を過ぎると、落ち着きが戻る。小淵沢駅では小海線に乗り換える登山者も多い。降りる際に、網棚から物を落としたりと騒がしい。上諏訪駅では去年乗った飯田線の列車がホームにあった。しかし乗客はほとんど見えなかった。
  リンク→JR東日本八王子支社


今シーズンのきっぷ 1回目と2回目を同時使用


3.大糸線で信濃大町へ
岡谷駅に到着。ここでなぜか乗り換えなければならない。始め時刻表を調べていたら、今乗ってきた普通列車に乗り続けていると松本駅大糸線の普通列車にタッチの差で接続不可能だった。塩尻駅で後続のスーパーあずさ1号に乗らないと間に合わない。もっと上手なダイヤ作れよと怒りすら覚えた。
しかし、よく見ると岡谷駅飯田線から直通の快速みすず号接続を取って先発する。まさに盲点だった。こういったところは、時刻表を全て読み切らないと見落としてしまうなぁ。ちゃんと車内放送でも急ぐ人は乗り換えるよう指示があった。乗客も皆知っているようで、大多数が乗り換えた。
快速みすず号は既に入線しており、ほとんどの席が埋まっていたが何とか母だけねじ込ませた。列車は乗り換えが済むとすぐ出発し、短絡支線の長いトンネルに入っていった。快速とはいうものの、この区間は各駅に停車。程々の混み具合だが、まあ我慢できる範囲だ。
松本駅に到着。少し離れた大糸線ホームへ移動。ここでも大きな荷物を持った中高年グループが我先にと走る様をみて、ヤレヤレと思う。ホームに列車はなく、待っているとスーパーあずさ1号が到着した。普通列車でチマチマと来るより、快適な特急列車に憧れるが安く済まそうと必死になっているので愚痴はよしとこう。
折り返しの大糸線普通列車が到着。今度は座れた。この列車のあとは11時過ぎまで無いので、とにかく乗れてホッとした。去年も大糸線に乗ったが、下り方面は初めてだ。左手には北アルプスの山々が気高く聳え、素晴らしい風景が広がる。窓も大きいので全体がよく見渡せる。
穂高駅で山の装備をした人が数人下車。ところでこの列車、乗客のほとんどが青春18きっぷ所持者らしく、あちこちで使い方の講釈をする声が響く。何だか聞いている方が恥ずかしい気持ちになった。
  リンク→JR東日本長野支社


4.立山黒部アルペンルート前半
信濃大町駅にようやく到着。家を出てから6時間。行く前から疲れそう。駅前には扇沢まで行くバスが出発を待っている。ほとんどがこの列車からの乗り換え客だ。それでも30人いないぐらい。思ってたより少なめ。係員からきっぷを購入。その方が降りるとき楽。
信濃大町駅からずっと上り坂で、バスもスピードがあまり出ない模様。途中、温泉街などにも寄るが乗降は無し。定刻より少し早く扇沢ターミナルに到着した。観光バスがズラッと並んでいて、さすが日本屈指の観光地。絶大なる人気に驚く。それでも今日は少なめらしい。バスの運転手さんがそう言ってた。
扇沢の券売所ではいちいち乗り物毎にきっぷを買わないでいいように、セット券が売られていた。色々なケースがあるが、富山駅まで行くので片道券を購入。これは単純に加算しただけらしく、特に割引などしていない模様。よくわからないや。
混んでいる時季ならここで1時間待ちらしいが、今日はすいているとあって次のトロリーバスに乗れそう。先を急ぐので有り難い。建物の3階に乗り場があって3~4台並んでいた。前の方はいっぱいだったので後ろのバスに乗る。トロリーバスは初めての経験だが、母は何度か乗ったことがあるようでやけに詳しい。
バスは少し間隔を取りながら順に出発。当然追い越しなんて無い。全区間トンネルだから景色はないが、以外と明るく、道幅も広い。前から扇沢へ向かうバスとすれ違うも時間が時間だけに乗客は少ない。
黒部ダムに到着。早速のハイライト。黒部ダムが眼前にあった。ダムは深い青緑色で神秘的。少し放水もしていてそこに虹が架かる。あぁ絶景、すごい。暫し見とれる。湖上の遊覧船もあるが時間が合わず断念。その代わり昼食タイムとして、レストハウスにて食事を摂る。しかし、改めてよくこんな所にダムを架けたな~。映画になるだけの事はあるなとつくづく思った。
食事を終え、ダム堰堤を歩いて移動。それもまた楽し。対岸からは地中ケーブルカー。ここもスムーズに乗れた。ここのケーブルカーの職員さんは有名な方らしく、待ち時間を使っての講釈が楽しい。時間があれば聞いていたいが、ここでも先を急ぐ。時間貧乏が恨めしい。


立山黒部アルペンルート セット乗車券表面


裏面案内書き


5.立山黒部アルペンルート後半
黒部平駅に到着。同じ建物内にロープウェイ乗り場もあるが、待つ間外に出る。すると眼前に立山が、そしてロープの先に次の大観峰駅が覗える。いやぁよい景色だ。駅の周りは広場になっていて庭園なんかもある。憩うには丁度よい。
時間になったのでロープウェイに乗る。逆ルートで巡るお客さんもだいぶ増えてきた。むしろそっちの方が多いぐらいだ。7分の空中散歩は大パノラマで気分がよい。しかしまぁよくこんな所にロープを架けるよ。凄いや。
到着した大観峰駅は外への出口がない。ロープウェイトロリーバスの中継地としてのみ存在するようだ。少し待ち時間があるので、せっかくだから屋上へ行って景色を眺める。下の方に黒部湖が小さく見えた。あぁ、あそこからやって来たのかと思うと随分登ったのだと判る。
今日2度目のトロリーバスに乗車。全線トンネルなのでどこを走っているのか判らないが立山の真下を通るらしい。それで、抜けた先が室堂駅。階段を登って外に出るとそこはまさにアルプスの高原のよう。ここは日本かと目を疑う。人も大勢いて思い思いにくつろいでいる。7月というのに残雪もあって清々しい。雲も全て取れて快晴。最高のロケーションで言うこと無し。駅周辺を散策し、大自然を充分満喫できた。
名残惜しいが、帰る時間となった。専用バス美女平駅まで移動。この区間が雪の大谷で知られるところだ。時期が時期なら恐ろしくも楽しい所でしょう。テレビでしか見たことないので機会があったら是非経験してみたい。バスの車窓から色々と風光明媚なスポットが見え隠れするがよくわからん。
美女平駅で最後のケーブルカーに乗り換え。ここでも少々時間があるのでレストハウスで食事と土産物をあさる。母も随分と満足したようで、だいぶ機嫌がよい。なにはともあれである。


黒部ダム放水現場
堰堤の小さな黒い点はヒトです


6.富山地方鉄道立山線
ケーブルカーを降りると、あとはもうまっすぐ帰るだけ。ここ立山駅大町扇沢駅同様マイカーの中継口だ。観光バスなどは室堂までそのまま行けるらしいが、外には大駐車場があり、団体の皆さんはバスの方へとゾロゾロ向かったようだ。階段を下りると地鉄立山駅大変便利。きっぷを駅員さんに見せてスタンプを入れてもらう。既に富山行きの列車は入線しており、乗り込んで出発を待つ。さっきまでの喧噪がウソのように、地鉄を利用する人は少ない。
普通列車といえども、転換クロスシートで乗り心地は良さそう。客も少ないのでボックスにして足を投げ出す。なんだかんだで結構歩いたので、足に相当来ている。列車はのんびりと坂を下ってゆく。途中駅から乗車する人も少なく、交換した列車を覗いても乗客は少なそうだ。
寺田駅地鉄本線と合流。この寺田駅はホームの位置が斜めに接していて、さながら鶴見線浅野駅みたいになっている。市内に入るとさすがに乗客も増え、電鉄富山駅で降りる頃には高校生などでいっぱいになっていた。
  リンク→富山地方鉄道(地鉄)


立山駅発車前の地鉄普通列車


7.豪華に航空機で帰京
富山駅で恒例のますの寿司を買う。駅前に空港行きのバス乗り場があるので迷う心配はない。富山空港は比較的市内に近いので便利そうだ。ただ、JRもかなりスピードアップを図っているし、東京へ向かうなら移動時間はドッコイドッコイじゃないかな?航空機は乗るときと降りたあとメンドいし。
バスは富山城址公園の脇を通り、まっすぐ進む。どこもそうかも知れないが、お堀のある所って綺麗に整備されてると感じる。1回だけ信号を曲がると富山空港へ到着。やっぱり近いわ。でも、その近さのせいで色々と発着制限があるらしい。今回JALが就航できたのはその制限が緩和したからだという。
チェックインするとそこそこの賑わいがあった。やはり就航記念キャンペーンのせいか?。席は窓際を取れたものの、生憎と翼の近く。母もすっかり疲れたようで、飛行中寝ていた。ドリンクはちゃっかりもらっていたけど。
羽田空港まではあっという間。やけにあっさりとしていて、つまらん。外も見づらいし。でも、帰りは早いほうがよいかな。弟に空港まで車で迎えに来てもらった。母が一緒だとこういう時頼みやすい。
  リンク→富山空港


帰りの航空券


8.総括
いや、しかし立山黒部アルペンルートは素晴らしかった。乗り換えの煩雑さ1万円強という値段もさることながら、それ以上の価値があると思う。お天気にも恵まれ最高の旅が出来た。母を連れてということで多少動きづらかったが、文句も言わずついてきてくれた。逆にあずさ号でも使って楽に旅させてやればよかったかなとも思う。シーズン最盛期前ということもあって、特に混雑しすぎることもなく行程は楽だった。観光地は訪れる時期の選択も重要だ。
余談だが、4年後の2006年にJAL採算割れにより富山便から撤退した。短命すぎる…。


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