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旅の行程


H15/3/4~5 夜行日帰り


 23:43発   東京     快速 ムーンライトながら号 [3号車5C]


 06:05着
[      ]  名古屋     中央本線 普通列車 [7両]
 06:18発


 07:33着
[      ]  中津川     中央本線 普通列車 [2両]
 07:41発


 10:13着
[      ]  松本       篠ノ井線 普通列車 [3両]
 10:42発


 12:08着
[      ]  長野       飯山線 普通列車 [3両]
 12:15発


 13:12着
[      ]  戸狩野沢温泉  飯山線 普通列車 [2両]
 13:27発


 14:45着
[      ]  十日町      飯山線 普通列車 [1両]
 15:14発


 15:41着
[      ]  越後川口    上越線 普通列車 [3両]
 15:46発


 17:24着
[      ]  水上       上越線 普通列車 [3両]
 17:35発


 18:27着
[      ]  新前橋      高崎線 通勤快速列車 [15両]
 18:31発


 20:01着   赤羽


   青春18きっぷ  一回分
  ムーンライトながら号(東京~名古屋)指定券 ¥510
  JR線追加分(池袋~横浜) ¥620



1.旅の計画・準備
平成15年シーズン。第一発目は全行程をJRでまとめた、ビギナー向けの旅に出向くことにした。今年の冬ムーンライトながら号に乗り、北陸線ほくほく線を通って戻ってくる旅を実践してみた。今回はそれを二回りぐらい小さくしたルートを辿ってみる。
とはいうものの、今回はあまり気合いが入っていない。勢いでムーンライトながら号指定券を取ってしまったため、やっつけで決めてしまったからだ。一応、初乗車の中央西線飯山線を絡ませたが、至極当たり前で面白味に欠けそう。上越国境を抜けるのも、今年に入って既に三度目になるし…。
実は次回、かなり遠出をするのであまり余計な出費を抑えたかったというのが一番の理由ってところだ。全行程JRで済ましてしまおうというのもそんな訳だ。接続も飯山線の一部を除いてほとんど無理なくつながる。帰り時間も比較的早そうだし、まさに青春18きっぷ使いたてにやってみよう的な感じになりそう。


1回目 やる気の無さがスタンプの薄さにも反映されたよう?


2.ムーンライトながら号
ながら号乗車、通算5度目。何だかシーズンになると無意識に指定券を押さえてしまう悪い癖がついてきた。18きっぷを使うならムーンライトながら号に乗らなくては勿体ない、なんて事を思うのかな。思考が短絡過ぎて我ながら呆れちゃう。
今回もいつものように同じ山手線外回り東京駅に向かう。ワンパだな。ただ今日はシーズン始めとあってか満席表示がない。実際空席もチラホラ。少しは静かな環境が期待できるかな。とはいうもののやはり名古屋まで指定の車両はそれなりに乗ってる。案の定隣も若いお兄ちゃんが座っていた。
品川駅に着く前に早々と検札が来た。検札を受ければ何の心配もない。速攻眠りに入る体勢を取る。が、やはり寝付けないなぁ。冗談抜きにロングシートの方が絶対よく眠れる。何でかな?。
今日の小田原駅はおとなしめだった。さすがに席は全て埋まっただろうが、ギュウギュウ感は無いと思われた。いつもこれぐらいならなと思わざるを得ない。
途中略して、豊橋駅を出発。今日は比較的静かな環境だったため、浅い眠りではあったが寝られた感はあったのは幸い。冬と違い、段々空が白んできた。普段は気にしない日の出時刻も、季節でこんなにも違うことを改めて体感できる。
金山駅に到着。金山駅では毎度、東京から乗ってきた数人が降りてゆく。ここで中央線に乗り換えが可能だが、高蔵寺駅止まりなので乗っても足止め喰らうだけ。スルーして名古屋駅へ。ま、改めて考えると名古屋駅より金山駅の方が乗り換えは色々と便利かな。名鉄線とか地下鉄とか、何気にJR同士とか。
  リンク→JR東海


ムーンライトながら号 指定券 えきねっとで


3.中央本線(西線)
名古屋駅で列車を降りると、案の定後方から猛ダッシュの人波が。毎度の光景だな。中央線8番ホームに移動し折り返しの列車を待つ。早朝の下り方面のわりに列なんか出来ていて、ボヤボヤしていたら出遅れてしまう。タバコを我慢して列に加わる。
折り返しの列車が到着。大量の通勤客を吐き出し、ホームは大混雑。早朝からアツい。間髪入れず乗り込む客たち。当然私もその一人。後ろ向きだがボックス席をゲット。ちょっと出遅れれば当然席など無かった。
列車はまだ停車しているながら号より先に出発。東海道本線とは違う経路で再び金山駅にたどり着く。中央線に乗ると名鉄線が間に割り込んでくるのがよく判る。金山駅では更に乗客が増える。下り方面だというのに…。それでも鶴舞駅千種駅大曽根駅など乗り換えの出来る駅では人の流れも慌ただしい。出たり入ったりを繰り返す。
高蔵寺駅まで来た。半分ぐらい降りて車内も落ち着く。先発列車はここ止まりなので結局、この列車に乗らざるを得ない。列車は岐阜県へ突入。古虎渓なるなかなか見所のある渓谷沿いに進む。名古屋駅から僅か30分足らずでこんな景色を拝めるとは思わなかった。紅葉時は見事だろうと思われる。
多治見駅に到着。夏場に気温が上がることで名の知られた街だ。私の住む練馬も東京じゃ暑い所に数えられる。ただ単にアメダスがあるというだけなのに…。多治見駅を過ぎると両側から山が現れ始め、谷筋に沿って列車は進む。そして終点、中津川駅に到着した。
乗り換えの列車は対面のホームにある。ハズだが、あれ?見えないぞ。目をこらすと前の方にちょこりんと止まっている。随分と短い編成だな~。列車に向かい歩を進めるも、時既に遅し、ボックス席は全て取られてしまった。もちろん2両編成で充分な人数しか乗っていないのだが、この先、より景色を楽しむためにもボックス席は奪いたかったな。ドア脇の短いシートがあいているのに、ボックス席を後ろ向きに座るのも気が引けたので諦めた。
発車直前、向かいのシートに女子高生2人が駆け込んできた。席に座るや否やノートを取り出し勉強を始める。どうやら学期末試験に向かうみたいだ。ほほえましいなと思っていたら、腕をまくり上げ何か書き込んでいる。もしや?何だか無意識にニヤついてしまう。すると不意に女子高生と目が合ってしまった。女子高生も苦笑いを返す。咄嗟に見つかん無いよう気をつけなよど~でもいいアドバイスをしてしまった。そんな彼女たちは坂下駅で降りていった。
長いトンネルを抜け南木曽駅に到着し、暫し停車。後続のワイドビューしなの1号に接続。いよいよ木曽路も本格的になってきた。ここまで複線だったのが単線になって野尻駅で交換。もう本当に両側に山が迫ってきて、昼間というのに薄暗い感じがする。そして木曽の御嶽山の玄関口、木曽福島駅に到着。
ほぼ同時に上り列車も到着し交換。ただここで何を待つでもなくお互いに10分以上停車。何でだろ?。車内も空いているので気晴らしにちょっと改札を抜けてみる。そして再び列車は出発。中央線は所々単線と複線が交互になっていて、奈良井駅あたりでしなの号とすれ違った。この辺は川と国道とランデブーしながら進むが、なんとももの寂しさを漂わせている
ようやく谷を脱し、洗馬駅に到着。塩尻駅まであと一歩というのに、ここで後続のワイドビューしなの3号に捲られた。それにしても中津川駅から塩尻駅までわずか100km程だったが、なかなかに面白かった。渓谷美は素晴らしく乗った価値はあった。普通列車の本数が少ないのが難だが、また日を改めて乗りたいと思う路線だった。


4.篠ノ井線
塩尻駅に到着。ここからJR東日本の管内になる。5分ほど停車し再出発。と同時に人も乗ってきて急に賑やかになった。南松本駅のタンク車を横目に見ながら終点松本駅に到着。長い松本駅のホームにちょこんと止まる。乗り換えに少し間があるので改札脇の売店でお土産を物色しつつ、時間を潰す。前回松本駅を訪れた時はすぐの乗り換えだったので、こんなに広い土産物店があったのは気付かなかった。
長野へ向け篠ノ井線普通列車が出発。松本駅始発だから席はゲットできた。が、非常に混み合う路線で、前回もそうだったが今日も半分以上が立っている。需要は大いにあるのだろう。
西条駅で普通列車と交換。篠ノ井線は単線区間がほとんどだが、なぜかトンネルは幅広く造られている。複線を引いても充分な幅だ。これだけ乗車しているのだから複線にして本数増やしたり、車両増やせばよいのにね。
聖高原駅ワイドビューしなの10号と交換。といっても向こうはピューっと通過していった。そして大好きな姨捨駅に到着。今日も非常にいい景色で満足じゃ。停車中、本線をワイドビューしなの7号が駆け抜けていった。通過も結構だが、やはり篠ノ井線はこの姨捨駅スイッチバックを経験しなきゃ。通過後すぐに発車。ゆっくりと引き上げ線に一旦入り、思い直したように向きを変える。運転士さんは移動しないみたい。
右手に善光寺平と呼ばれる盆地を見下ろす風景は何に例えればよいだろう。とにかく、百聞は一見に如かず、ぜひとも経験して貰いたい。この列車はなんともう一つサービスがある。稲荷山駅までの道中、スイッチバックの信号場で対向列車と交換する。なかなか味わえないスイッチバックを短時間で2度経験できるのだ。もちろんこちらが待避側。普段は交換待ちにイラつくことも多いけど、こんな待ち時間なら大歓迎だ。と思っているのは私だけかも?。
スイッチバックの信号場(桑ノ原信号場というらしい)を後にし、列車はどんどん高度を下げる。さっきまで見下ろしていた盆地まで降りていくと篠ノ井駅だ。本当に篠ノ井線は乗っていて楽しい。そして列車は定刻に長野駅に到着した。


篠ノ井普通列車 松本駅にて
平成19年7月25日撮影


5.飯山線
長野駅での乗り換え時間は7分。タバコ1本分ぐらいしかない。長野駅は知り合いがいることから何度も何度も来ているので、もう私の目には新鮮には映らない。それでも長野駅に佇むキハ110系は旅情をかき立てる何かがある。
戸狩野沢温泉行き普通列車は既に満席で、立ったまま発車。それでも豊野駅までに席が空き、座れた。飯山線に使われているキハ110系は一人がけシートがあり、進行方向右側(南側)に配置されている。ふと隣の車両を見ると、その一人がけシートが自由に回転する構造になっていた。後ろを気にせず真横を向ける。座ってみたいな~と思いつつも、そういう席は大抵埋まっており、例え座れても恥ずかしさの方が先に出て後ろめたく感じててしまいそう。気の弱い私。
豊野駅信越本線としばらく併走したあと別れ、千曲川に沿って進む。広い河原なのか田畑なのか判らないほど雪に覆われている。雪がまだまだ残り、ここが雪国であることに疑いの余地もない。千曲川は名前の通りクネクネしていて列車もそれに添うようにクネクネと進路を取る。
広い構内のある飯山駅に到着。普通列車と交換。やたらと新幹線伸延の横断幕が目につく。それもそのはず、ここ飯山駅新幹線の駅が出来る予定だとか。そりゃ力も入るねぇ。
終点、戸狩野沢温泉駅に到着。ここで乗り換え。十日町行きの列車は既にあり、数人が乗車していた。ただ乗り継ぐ客は非常に少ない。駅前には温泉旅館やスキー場へ向かう送迎マイクロバスが数台止まっていた。ただ、それに乗った人がいるかどうかは判らない。寒いので改札は出ずにとっとと列車に乗り込む。15分ほど待ち合わせて出発した。
戸狩野沢温泉駅を出ると、やはり千曲川に沿って進むのは同じだが対岸の山が近づいてきて、ほんの少し谷っぽくなった。さっきまで幅広かった千曲川も狭まり、張り出した岩をトンネル洞門で抜けるような所も多い。止まる駅のほとんどが小さく、辺りに主だった街も見受けられない。そんな訳で乗降はほとんど無い。
ようやく街らしい所の森宮野原駅に到着。普通列車と交換。森宮野原駅では積雪の記録があるようで、記念碑が建っていた。新潟県に入り、次の街らしいところが津南駅だ。ここは駅舎に温泉施設があり、湯けむりがもうもうと出ていて誘惑に負けそう。
津南駅の先、ここまで無かった鉄橋を渡り、信濃川(県境を越えたので)は左側へと変わった。その鉄橋の向こうに発電所発見。東京電力の水力発電所のようだ。ここで作られた電気が遥々東京へ行くのか。その傍らを通る飯山線は非電化というこの不条理を何に例えればよいだろう。
  リンク→JR東日本長野支社


飯山線普通列車 十日町駅にて
平成18年3月15日撮影


6.上越線
いつしか周囲の山も消え、十日町駅に到着。いつも使うほくほく線は高架の上だが、こちらは地べた。向きは揃っているが連絡線は無さそう。ほくほく線に乗っていると下の十日町駅の様子は分からなかったが、構内は広く、留置線も多い。ラッセル車も見える。
ここで再び乗り換え。飯山線直通列車が少ないのが不満だ。30分ほどあるので改札を出てうろつこうとしたが、駅前ロータリーは雪解け水で晴れていてもビチャビチャ。しかも特に目を引くようなものもなさそうなので、また駅に戻り、待合所で過ごす。
改札が始まって列車に乗る。ここまで飯山線は3両→2両と来た。そしてついに越後川口行きは単行となった。乗り換えるたび車両が減る。う~ん。定刻になって出発。ほくほく線の高架線がすぐに右へ消えて行った。列車はこれといった起伏もなく、時折トンネルを潜るぐらいで、淡々と進む。右へ左へカーブしながら行くと魚野川の鉄橋を渡る。そして鉄橋の高さを保ったまま左へグーッと曲がると、小高いところにある越後川口駅に到着した。
乗り換え時間は5分ほど。薄暗いホーム下の地下道を通り上越線ホームへ。接続バッチリで良い気分。やってきた列車は普段は越後中里駅止まりだが、冬場だけ水上駅まで延長運転される列車だ。ターゲットは貧乏スキーヤー赤貧18きっぱーといったところか?。なにはともあれ、非常に有り難い列車である。水上駅まで行ってしまえばこっちのものだ。
越後川口駅を出発。やっぱり電車だとスピードが違うね。トントンと小出駅に到着。あの只見線が客を乗せて出発を待っていた。まだ16時なのに会津若松駅までの最終列車である。今から通しで乗る人がいるかどうか不明だが、シーズンなので1人か2人はいるだろうか?。
列車はここでも高校生を大勢乗せる。高校生が地方路線を支えている実態を見せつけられるな。ま、マナーはお世辞にも良いとは言えないが…。右に左にスキー場が見え隠れし、3月といえどもまだまだ楽しめそう。弟はスキー上級者なんだけど、私は転んだら立てないほどのスキー音痴。
越後湯沢駅に到着。やはり大半が降りてしまう。そして越後中里駅では地元の人も消えていった。1両に10人前後だけ乗せて上越国境を越えてゆく。乗客のほぼ全員が18きっぷ所持者だと確信する。だってほとんど皆小型の時刻表持っているんだもの。
  リンク→JR東日本新潟支社


7.高崎線
水上駅に到着。よく使う季節延長最終列車だと対面乗り換えで楽ちんなのだが、まだ早い時間とあってか跨線橋を渡っての乗り換えだった。それでも外はだいぶ薄暗くなりかけつつある。田舎では一日の終わる時間帯に差し掛かる。
高崎駅に向け列車が出発。もう勝手知ったる路線なので景色も情景も頭に入っていたりする。疲れも加わって居眠りしてしまった。途中、振動や雑踏で目が覚めるも体は正直だ。ウトウトしつつ新前橋駅に到着した。普段より時間が早いため、このまま高崎駅まで行って八高線で帰るプランも考えてはいたのだが、体に相談した結果止めた。新前橋駅での乗り換えについては、こちらの方が乗り換えやすいと判断したため。ウトウトしてはいても、こういうところをキッチリ決められるのが玄人。
高崎線通勤快速列車に乗ってしまえばこっちのもの。あとは何も考えずにいても帰れる。たまには早めに帰るのもいいもんだ。今日の旅の思いも振り返らずに赤羽駅までぐっすり寝入ってしまった。
  リンク→JR東日本高崎支社


8.総括
今年1月に出向いた旅よりも格段に楽だった。行程も乗り継ぎも時間もどれも余裕を持って旅できた。ただ、スケールダウンというのは気分的にダレがちになってしまうなとも思った。前回からわずか2ヶ月というのも要因かも。1年ぐらい後だったら気分も変わったかもしれない。
中央西線飯山線も初体験だったので楽しめた。個人的には海を眺める路線より、山の中を力強く走る路線の方が好みである。今日は1日中そんな路線ばかりだったので理想といえば理想であった。
今回の旅もトラブルなく、予定通りにこなせたことに満足。最初にも書いたがこのルートは18きっぷ初心者でも充分に楽しめると断言できる。無理のない行程で、途中休憩を挟んでも取り返しがきく柔軟性のあるルートだ。全てJRなので余計なお金もかからないし。
反省点があるとすればルートも決めずに先走ってムーンライトながら号の指定券を取ってしまった事だろうか。あとカメラも忘れた。どうも最近忘れっぽくってダメだな。


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